

パツパツの背中に穴の開いたウエットを着た17歳の息子は、老いた体に鞭を打って、立派にプカプカ浮いていました

僕は波間にブイのように漂っている息子を見ながら、息子がまだ若かった頃を思い出し、一人灌漑にふけりました

「あっ、いけない
そんなに老いた体で
」息子は、僕の心配をよそにまるで生まれたての小鹿のようなテイクオフをしていました

海がどこにあるかも忘れてしまった息子が、なぜサーフィンをしたのか。。。
恐らく気の迷いだと思われますが、万一この老いた少年が海で迷子になっているのを見かけた方は、優しく砂浜の方向を教えて頂けると幸いです
