ある方のブログのコメントにばあちゃんのことを書いたら
急にばあちゃんに言われた色んなことを思い出した。
思い出すの流行ってる?
小中学生からしたらひいばあちゃんなので
ひいばあと呼んでいた。
ひいばあは私が小学生の頃、たぶん60代だったと思うけど
それはそれはおしゃれな人だった。
姿形がおしゃれというか生き方や考え方がおしゃれだった。
特に男の人のことについて小さい私にもお構いなしに話してくれた。
初めてつきあった人となんて結婚したらだめだとか、
たくさん遊べとか無茶な話しばっかり。
子どもなのにね。
そして毎度毎度必ず言うのは
「靴だけは良いものを履け」というものだった。
貧乏で洋服にお金をかけられなくても、靴には
最低限のお金をかけろ、かかとの減った靴では
歩いているうちに体も傾く。とかなんとか。
そしてそれは私の頭の中にすり込まれた。
お金のないときにはOL時代に買った靴を
大事に大事に履いていた。
今は絶対いい靴なんて買えないぞという
焦りで大切にした。
それは今でも続いている。
ひいばあの言葉は普段思い出さないけど
きっと私の生活の中に所々根付いている。

