ネタバレしてます。
「8.1 Game Land (山田悠介)」
ちょっと暇つぶしに出先で買った本。
薄かったし「リアル鬼ごっこ」が
おもしろかったから読んでみようと思った。
が、何これ![]()
後味悪すぎ![]()
カップルが遊園地でブランコ型の
絶叫コースターに乗るのです。
発車して頂点で止まります。
そこへ「今からイスが外れます。
最後の一人になるまでゲームは続きます。
それではスタート!」とアナウンスが流れます。
まぁ、こういう究極の状態にしてから
物語が始まるのは、この作者の特徴かも
しれませんが、もう何ていうか
悲しくて悲しくて、何でこんなに
悲しい気持ちにならなくちゃいけないんだ!と
怒りすら覚えてきましたよ![]()
「リアル鬼ごっこ」は長編だったせいか
物語として楽しく読めたのに、
これは短編なので、あっという間に
私の体を通り抜けていったという感じで、
身も蓋も無い感情だけが残りました。
アイデアとしてはおもしろいと思います。
読んでみます?