ニートの恋
ニートの恋 6
キレイになろう、そう決めて。
私は今日、美容室に来た。
あまり話しかけられたくなかったのでネットで「サービスが悪い」と書き込みのあった美容院を選んで予約した。
きっと色々と忙しく雑で、お客に構っている暇なんて無いのだろう。
人と話すことに臆病になってしまった私にとっては願ってもない話だ。
席について早々に雑誌を手に取る。
「適当に切って下さい、おまかせします」
一瞬だけ目を合わせた担当の女の子にそう希望を伝える。
私は雑誌に目を落とした。
一時間もすればなんとなく昨日までとは雰囲気の違う自分が鏡の中にいるはずだった。
のに。
「適当にってなんですか、××さん、せめてこれ見て。良さそうなの決まったら指差して下さい。」
担当の女の子は、そう言って、私に『最旬ヘアカタログ』を渡した。
「あなた、キレイになりたいんでしょう?そんな雰囲気でてるもん」
女の子はそうニンマリと笑いながら準備に戻った。
★解説★
あれれ?サービス最悪の店のはずが…。
次回、美容師のお姉さんとのやりとりで、またニートの心が揺さぶられる!
キレイになろう、そう決めて。
私は今日、美容室に来た。
あまり話しかけられたくなかったのでネットで「サービスが悪い」と書き込みのあった美容院を選んで予約した。
きっと色々と忙しく雑で、お客に構っている暇なんて無いのだろう。
人と話すことに臆病になってしまった私にとっては願ってもない話だ。
席について早々に雑誌を手に取る。
「適当に切って下さい、おまかせします」
一瞬だけ目を合わせた担当の女の子にそう希望を伝える。
私は雑誌に目を落とした。
一時間もすればなんとなく昨日までとは雰囲気の違う自分が鏡の中にいるはずだった。
のに。
「適当にってなんですか、××さん、せめてこれ見て。良さそうなの決まったら指差して下さい。」
担当の女の子は、そう言って、私に『最旬ヘアカタログ』を渡した。
「あなた、キレイになりたいんでしょう?そんな雰囲気でてるもん」
女の子はそうニンマリと笑いながら準備に戻った。
★解説★
あれれ?サービス最悪の店のはずが…。
次回、美容師のお姉さんとのやりとりで、またニートの心が揺さぶられる!