都立駄菓子菓子高校1年Z組 日誌より抜粋 | ★ONSEN★の徒然!!サブカルチャー中毒!ブログ★

都立駄菓子菓子高校1年Z組 日誌より抜粋

エピローグ2



「あの破壊力…あれが花依団子…」
団子達が理事長室に呼び出された後、爆発による混乱と怒号と喧騒にまぎれながら

1人Z組のクラス席の後方に植わっている銀杏の木からバサッと顔を出した女子生徒がいた。

どうやらとっさに木の上に非難したらしい。
「あの脚力…生身が?いや、例えそうでなくても…価値がある。彼女の値段は5000万だな。」

そうつぶやくと何やらハーフパンツのポケットから女子高生が持つにあまり似つかわしくない、

黒革の手帳を取り出し、なにやらごそごそと書き込んだ。


「あれ、黒斬サンそんなトコにイタんデスカ」
黒斬と呼ばれた、黒革の手帳の女子生徒が顔を上げると、5メートルほど離れた向かいの銀杏の木の天辺に、

ニコニコしながら話しかける、同じくZ組在籍の中国系ハーフの留学生、イイ・チコがいた。

「…何度も言ったはずだ。お前の笑顔は気持ち悪いとな。虫酸がはしるんだよ」


黒斬はチコに向かって辛辣な言葉を吐いた。しかしチコは全く意に介さない様子でこう返答した。
「命に値段、ツケるアナタもナカナカ気持ち悪いデスヨ。黒斬家の若き御頭首サマ」
ニコニコした表情は変わらないが、それが余計にこの中国系ハーフの不気味さと禍々しさを増大させていた。

ピンっと風が凪いだ。チコの顔の横に、真っ黒いシャーペンが刺さっている。

空気を裂き、黒斬が投げつけたそれは緻密で正確なコントロールで、チコの顔の横5mmといった所に刺さっていた。しかしなんの罪も無い銀杏の表皮傷をつけるとは、なんとも可哀想な事をしてくれる。

「…何度もいった筈だ。黒斬家はお前らとは手は組まん。」


そう言い放つと、トンっと枝を蹴り、ひび割れた大地に着地すると、彼女はクラス席に戻っていった。
「あれ、しまちゃんどこ行ってたの~?心配したよ!また家からの呼び出し?」
「いや、今日はちょっと決闘に…」
「あ、そうなんだ~しまちゃん流石!!ひゃひゃひゃ!」
何事も無かったかのように、無愛想にクラスメイトと言葉を交わす。

・・・イイ・チコ。なんど話してもムカツク野朗だわ。




★解説★


黒斬しま登場!!!

シャーペンもったいない!!