日曜日に
父の部下の方が
60数年前に
父から聞いた話を
私に伝えなきゃと尋ねて来られました
父は、その当時、部下たちの宿直などを
毎晩
引き受けていたそうです。
当然家に帰って来ないので
私が
『また来てね
』って
たまに帰宅した父に向かって言ったそうです
その言葉を聞いて
反省した父は
宿直を引き受けなくなったそうです
その方は
それが気になって
幼い私のことばと様子を
ずっと想像して思っていたそうです
ぜひ、一度お会いしたいと言われて
会うか迷っていました
私の記憶では
それ言ったのは
弟だったんです
弟も僕やと思うけど
Ｅちゃんも言ったかもしれないから
そう言うことにしといたら？
そやなー長年の思いを
私と違うなんて言えないもんね
87歳になられた部下の方と会うことにしました
その方は
仏壇の父の位牌に向かって
『やっと会えたよ！⚪︎⚪︎さんの想いを伝えた』
と泣いておられました
父にとても良くしてもらった
思い出もたくさん話ししてくれました
部下の皆さんがみんな
父が大好きだっそうです！
幼い時は、
父はあまり家にいなくて
帰ってきたら
部下をたくさん連れてきて
狭い家に
泊まらせていました
朝起きたら
知らないおっちゃんがいてたり
母も大変だったと思います
海やスキー山なども
連れて行ってくれたけど
いつも部下の人たちがいつも一緒
家族だけと言うのはほとんどなかった
私は、年頃になると
父のことが嫌になったこともあります
母が苦労している姿を見ていたので。
祖父母の介護も
全て母任せでした
でも、病気になった父を
冷たくしなかった母
母は、
父より先にあちらに行ったことが
最後の仕返しやったのかなと思います
父は母が亡くなってから
ずっと後悔と会いたい会いたい
と泣いてました
父が亡くなる前に
夢に
母がまだ来たらあかんって
父が言ってしなー笑笑
あらためて
父母のことを思い出させてくれた
部下の方に感謝
亡くなる前に美味しい美味しいと言って
食べてたメロンとタンカンを
頂きました
重かったと思います
父の私たちに対する思いを
知ることができて
良かったです
家のことも気にかけてくれてたんだなって
家で朝1番に採れたタンカンだそうです
めちゃくちゃ甘いです
雨の中遠くから
会いに来た⚪︎⚪︎さんありがとうございました