私達は子どもの頃、社会の授業で日本は温帯と習った。
あるいは温帯湿潤気候と習った。

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温帯湿潤気候とは
特徴 [編集]

気温の年較差が大きく夏に高温・多雨となる。
四季の変化が特に明瞭。
夏季の高温・多雨により稲の生育に適することからアジアでは稲作が盛ん。
人口密度が高い。



しかしこのところの暑さはひどいものだ。
東京の暑さはジャングルの暑さとも言われている。
大雨による水害の件数も増えている気がする。
日本はこのままいけば、どんどん亜熱帯化すると言う人もいる。
現に日本の一部は亜熱帯である。

亜熱帯とは簡単に言って熱帯に次いで暑い地域で、香港や広州(中国)、アフリカのヨハネスブルグ等がこれにあたる。

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黄色い部分が亜熱帯。
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しかし雪等降る地域を亜熱帯とは呼ばないので
寒暖差の激しい日本の亜熱帯化は結論を言えばまだまだ先のようだ。


そして日本を今襲ってる台風12号。
亜熱帯のジャングルに台風まで襲ってきたら大変です。
そして最近多い、ゆっくり移動する大雨台風。
床下浸水の被害が増えるばかりです。

堤防等だの土嚢だのは焼け石に水で、
やはり人間はある程度高さのある土地に住むのがいいのかなと
ひしひし感じる今日この頃です(結構低い所に我が家はあるんだな。)

だから日本には素晴らしい建築方法がありましたよね。
高床式うんたら。
正確には住居ではなくて倉庫だったわけですが。
高床式倉庫。
日本の家もこれから、高い場所にすめない場合は、
この建築様式を検討してみてはどうだろう。

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床柱はネズミ返しになっていて、無論ネズミからも守ってくれるが
何より水からの被害にも絶大に強い。

大雨が降るたびにせめてDVDだの音響機器は二階に持って行こうかなと
ソワソワするじいさんちも高床式にしたい。


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インドネシアの高床式建築


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タイの高床式建築



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バンコクの高床式建築



余談だが昔じいさんがバイトしてた画廊でインドネシアの風景を描く画家さんが個展を開かれた。
その先生曰く、インドネシアの高床式には集団で女性だけが一杯暮らしてる家があって
恋人が彼女を呼ぶ時には、床下から寝ている彼女を棒で突いたと言う。
うっかり寝ておれん家だな。。。。。(ちなみに大昔のインドネシアだろう。)
間違って別の人を突いて知らないおばさん降りてきたらどうするんだろう(笑)

床を高くすれば枕を高くして眠れると言う道理。
マンションに住むには問題ないが、これからの低い地域での一戸建ては高床式がおススメだ。






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