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カジノ、ギャンブルの話

先日の日曜日、地元の図書館のリニューアルイベントとして、沢木耕太郎さんの講演会があり、100名の募集だったが運良く聞くことが出来た。日にちに縛られるのが嫌で年に3.4回しか講演会を受けないらしい。

沢木耕太郎さんの作品と言えば、ここに集まるカジノ好きにとっては、「深夜特急」や「波の音が消えるまで」が有名だと思う。


特に深夜特急は当時の交通事情、宿泊事情などを知ることができ、バックパッカーの間でいわばバイブル的に扱われるようになったそうだが、文化人を含め著名人のファンも多いらしい。

私が初めて沢木さんの作品を読んだのはやはり「深夜特急」で、すでに発行されて10年以上経った後であったが、
1巻のマカオでのギャンブルシーンが、私の体験と酷似していたため、この作家に興味を抱くことになる。

この時の様子は、アメンバー限定で申し訳ないが、2017.11.12の「昔話」に載せている。
要約すると、1994年に初めての海外旅行でマカオを訪れ、最後、一発逆転を狙った大小のシーンでゾロ目が出てオケラになるわけだが、私の場合は、「イカサマ」を疑っていない。

さて、会場は沢木さんと同年代の70代が多い。
定刻になると、スラっと背の高い沢木さんが登場。テレビや雑誌で見たことがあったが、男前で実に若々しく見える。

この日のテーマは「旅の不思議」で90分だったが、半分くらいは新聞連載している「暦のしずく」という、江戸中期の講釈師、馬場文耕(ばばぶんこう)を主人公とした時代小説の話で、もう半分はマカオでのバカラの話であった。

テーマからは少し離れているw

バカラの魅力を熱く語っていたが、ほとんどの受講者はわからない感じで、ウンウンと頷いているのは、私を含め数人くらい。

沢木さんがバカラに嵌るきっかけは、阿佐田哲也氏で、生前お互いに解説を書くなどの交流があったが、
突然の死の追悼として一人でマカオを訪れバカラに没頭したらしい
それまでほとんどギャンブルをされなかったらしいが、熱中のあまり半月ほど滞在してしまい、
その体験が「波の音が消えるまで」の執筆に繫がっているのだろう。