ディプロドクス  属名(Diplodocus


川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-ディプロドクス
1億5000万年前に生息したジュラ紀の顔ともいうべき

代表的な古代生物でかなり大型の植物食恐竜だ。


ディプロドクスの頭骨は全体的に四角い独特の形

しているそうだ。


川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-ディプロドクスの成体と幼体の頭骨

今回、カーネギー自然史博物館の標本の中に

珍しいディプロドクスの幼体の頭骨があることがわかり、

四角い頭骨をした成体と違い、

幼体は丸みを帯びた頭骨をしていたようだ。


つまりディプロドクスは成長段階で顔つきが

ずいぶんと雰囲気が変わっていくというわけだが、

口先が成体では平ら、幼体では丸いというわけで

研究者たちは口の形状に違いがあることから

その食性に違いがあったのではないかと考えられている。


これとちょうど同じ例が

現在のアフリカのサバンナ地帯に生息する

シロサイクロサイ だ。
川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-シロサイとクロサイの口の形状

シロサイは地面に生えた草が食べやすいように

口は平らな形をしており、

クロサイは高い位置にある木の枝から生える

木の葉を食べやすいようにとがった口先をしている。


川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-ディプロドクスの成体と幼体
シロサイとクロサイの例からすると

平らな口をしたディプロドクスの成体は地面に生えた植物を

丸い口をしたディプロドクスの幼体は木生シダの葉っぱと

食べ分けていたと考えられる。