前回の記事

「ついに恐竜の色が判明!」

http://ameblo.jp/oldworld/entry-10446768665.html


今回の記事はそのパート2だ!



川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-アンキオルニスの化石図
2009年はじめに発掘され、その年の9月に古生物学者に

よって報告された4枚の翼をもつ羽毛恐竜。

「アンキオルニス」

始祖鳥よりも古い羽毛恐竜として注目されている標本だ!


このアンキオルニスの化石になった羽毛29箇所を

電子顕微鏡で詳細に観測した結果、

メラニン色素を含む細胞「メラノソーム」が確認されたという!



川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-髪の色
メラニン色素には大別して

濃ければ黒になるユーメラニンと

暖色系の色を出すフェオメラニンとある。


前回の記事 ではシノサウロプテリクス はフェオメラニンのみが

発見されており、赤褐色や栗色といった暖色系の体色をしていたことがわかった。


今回のアンキオルニスの羽毛には

ユーメラニンとフェオメラニンの両方見つかっており、

その羽毛の箇所によってメラノソームの大きさ、形、密集度など異なる。

つまり

それはそれぞれの部位の体色が異なることと同じで

体全体の体色のパターンが推定できるというわけだ。


発見されたメラノソームにもとづいたアンキオルニスの体全体の体色が

これだ!
川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-アンキオルニスの全身の色

体全体は黒または濃い灰色(ユーメラニンが濃い)

頭部は灰色(ユーメラニンが薄い)

トサカの羽毛、頭部の斑紋は赤褐色(フェオメラニンが濃い)

羽根は白い(メラニン色素なし)

羽先は黒い(ユーメラニンが濃い)


と全身の9割方が推定できたという!

恐竜の全身の体色が推定できたのは世界ではじめてのことだ!



というわけで

アンキオルニスのイラストの色の塗りなおしをしました。


川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-アンキオルニスの前のイラストです。

前に描いたアンキオルニスの適当に配色したもの。

科学的に推定されたものとは、まったく逆の配色ですね。

でもトサカの羽毛の色だけ正解だった。