2009年1月28日・・・。
ナショナルジオグラフィック協会が後援する探検調査プロジェクト中、
タイの河川で記録的な巨大淡水魚が釣り上げられたという!

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=73777288&expand


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釣り上げられたのは主にメコン川やチャオプラヤ川に
生息するという巨大な淡水エイ!


それがコイツだ!

ヒマンチュラ・チャオプラヤ  学名(Himantura chaophraya)
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その大きさは長さ210cm、体幅200cmにも及ぶという!
捕獲されたその巨大淡水エイは尾の部分が消失しており、
尾を長さを含めた全長は4.5~5メートルあったのではないかと
推測されている!


以前には地元漁師の話によると
体幅420cm、全長では762cm
体重にして500kgいくという
とてつもないお化けサイズを捕獲したという話もあるらしい!


そして、この巨大淡水エイが
「世界最大の淡水魚の名に値する資質を備えていることは間違いない!」
といわれている。

つまりこの巨大淡水エイが今後、今までの世界最大の淡水魚の記録

を塗り替えるほどの大物が現れることが現実味を帯びてきたというわけだ!


世界最大の淡水魚・・・。

このように呼ばれる巨大淡水魚はいくつか候補にあげられている。


この巨大淡水エイと同じくメコン川に生息し、
世界最大の淡水魚としてギネスにも認定されてる巨大淡水魚。


メコンオオナマズ  学名(Pangasianodon gigas )


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2005年5月、タイ北部のメコン川北部で
体長は270cm、体重にして293kgという大物が捕獲された。
他のオオナマズには4~5mという大物も話に聞くが
世界の淡水魚として最大記録は
メコンオオナマズのこの最近の数値が信頼しうる数値になっている。


そして
4~5mとして噂されるオオナマズが
主にヨーロッパの河川で生息する

ヨーロッパオオナマズ  学名(Silurus glanis )


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19世紀、ロシア西部のドニエプル川で
体長470cm、体重にして336kgという
捕獲したという記録がある。
昔の記録ではコイツが世界最大の淡水魚となる!
しかし今では近年の乱獲でその大物は減少しており
2mを越えるような個体は稀になってしまった。
最近の大物記録では240cmで体重が109kgぐらいである。


そして
世界最大の淡水魚とよく言われる水族館でもおなじみの
コイツを忘れてはならない!


ピラルクー  学名(Arapaima gigas )


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捕獲され最大の大物は
全長268cm、体重は200kgという記録がある。
世界最大の淡水魚とよく言われるが、
メコンオオナマズの最大記録とでは長さはほぼ等しいものの
体格からわかるように体重は遠く及ばない。
しかし
19世紀はじめ、ブラジルを訪れたドイツの探検家ションブルクは
現地人から447cmもの大物を捕獲したと聞いているが、
話を聞いただけで実際にこの目で確認したわけではない。


世界最大の淡水魚
昔の記録や噂の話といった
伝説では4~5m級の大物はよく聞かれるが、
今現在、確認される大物はどの種も2m半ばが
ほとんどのようだ。


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そしてこれらの巨大淡水魚たちはどの種も人為的な乱獲や環境破壊などで
その個体数は減少しており、
今後、昔のように驚くべき伝説の大物は現れる可能性は薄いかもしれない。


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