はるか悠久の時をさかのぼり、


そして・・・南へ!


恐竜時代、南半球には

南アメリカ大陸、アフリカ大陸、南極大陸、オーストラリア大陸、インド亜大陸

が1つにかたまった大きな大陸になっていた・・・。



川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-超大陸ゴンドワナ

太古の超大陸

「ゴンドワナ大陸」だ!


そんなゴンドワナ大陸の恐竜にスポットをあてた恐竜博が

今春、国立科学博物館で開催されるという!


もう春まで待てない!

大恐竜展~知られざる南半球の支配者

2009年3月14日(土)~6月21日(日)


恐竜といえば

ティラノサウルス トリケラトプス ステゴサウルス といった

北半球に生息した恐竜が有名で馴染み深い。

しかし今回はあまりスポットの当たらない南半球の恐竜たちに絞るという

あまりにも魅力的な展示だ!


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もちろん南のゴンドワナ大陸にも

ティラノサウルスに劣らない強烈な巨大肉食恐竜も存在する!


マプサウルス  学名(Mapusaurus roseae 


川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-マプサウルス

北はティラノサウルス、そして

南はマプサウルスといってもいいだろう!

全長は13m!ほぼティラノサウルスと同サイズだ!

ティラノサウルスのような噛み砕きに適した図太い歯でなく

切れ味鋭いナイフのような歯をもち、

その点ではティラノサウルスとは対照的だ!


そして

化石が発掘された時は同じ場所から

幼体も含め7頭分も出てきたという!

これで「巨大な肉食恐竜は単独行動をする」という定説を覆す

有力な物証になっているのだという!

今回の恐竜博ではなんとマプサウルスの親子で展示だ!


そんな巨大な肉食恐竜マプサウルスが

チームを組んで狩りをしたとなるとかなりの脅威であることは言うまでもない!


川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-アルゼンチノサウルスを襲うマプサウルス
これだけの肉食恐竜が襲ったとするのは

最大の恐竜・・・いや陸生で史上最大と称する

アルゼンチノサウルス !(全長35m~40m 体重は100トンとも!)

(今回の恐竜博では残念ながらアルゼンチノサウルスは展示されない。

          日本上陸するのはいつのことやら・・・。)


とにかくゴンドワナ産の南の恐竜は大物ぞろいなのだ!


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まだまだ魅力的な恐竜の展示があるのでご紹介


クリオロフォサウルス  学名(Cryolophosaurus ellioti 


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なんと南極の標高4000mという

とんでもない過酷な場所で化石が発掘された恐竜。

とはいっても恐竜時代の南極は氷に閉ざされたような世界ではなく、

現在に比べれば意外と温暖な気候だったといわれている。


このクリオロフォサウルスといえば、なんといっても

その独特なトサカだろう。

そのためか「ジュラシック・エルヴィス・プレスリー」の異名を持つ

ちょっぴりイカすぜ!的な恐竜だ!


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ニジェールサウルス
学名(Nigersaurus taqueti


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つい最近、2007年11月に発表された新種の恐竜。

その強烈にユーモアのある面構えで記憶に新しい人も

多いことだろう!

そんなニジェールサウルスが

ついに今回の科博の恐竜展で生で激視できるのだ!

その平らな口、500本もある歯で

地面の草を掃除機のごとく喰らい続ける恐竜だ!


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マシャカリサウルス  学名(Maxakalisaurus topai  


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はじめて聞く恐竜の名前。

これといって特徴もなく、地味な恐竜だけど・・・。

どうしても

この「マシャカリサウルス」という名前が頭から離れない・・・。


川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-マシャカリサウルスのノリツッコミ

まさかり持参で科博に行けば

マシャカリサウルスのノリツッコミが見られるかもしれないぞ!(笑)