カバ 学名(Hippopotamus amphibius )
その外見から
温和でのんびりと暮らし、とてもおとなしい
草食動物とおもわれている。
カバといえば、だいたいこんなイメージ。
大きな図体で、ボーっと川辺で1日をやり過ごす
人畜無害な動物・・・
とんでもな~い!
カバは実に獰猛な一面をもっているのだ!
動物による殺害事故で最も多いのは
ライオンでもワニでもない。
このカバに襲われることで命を落とす人間が
もっとも多いのだという!
現地の人々は口をそろえて言う・・・。
「ライオンも危険だが、特にカバにだけは気をつけろ!」
と。
カバは縄張り意識が強く、そこに侵入するものは
ライオンだろうがワニだろうが、そして同じ仲間のカバだろうが
果敢に突進して突き飛ばし、そして
その重い体でで踏みつけてトドメをさすという!
そして噛み付きによる攻撃も強力だ!
見てのとおり、カバの頭蓋骨はかなりのコワモテだ!
150度も開く大口、強力なアゴの力、
特に下顎の犬歯は長さ40~50cmの達し
ワニの体を真っ二つに食い千切ったことさえあるという!
野生動物の専門家によると
「カバは夜になると、陸上を上がり、草を食べるためにたたずむ習性がある。
この際に、川とカバの間に進入するのは、命を落とすようなものだ」
という!
一見、温和な動物、でも
縄張りに侵入されるやいなや
突然、スイッチの入るカバだが、
カバに襲われても、デブで短足だから
走って逃げれるのでは?
とんでもな~い!
カバはあの体形でも、時速40km以上で走るツワモノなのだ!
世界のトップランナーが全力疾走しても
時速36km。
これを上回る速度で走るのだから、
普通の人間は逃げても追いつかれて襲われるのは
いうまでもない!
カバは草食動物だが、
最近ではシマウマなど動物の死骸を食べることも報告されており、
インパラを捕食し、仲間とともに食べる現場が撮影され
世界的に反響を呼んだことでも知られている。
とにかく
外見やイメージをこれだけ裏切った動物は
他にはいないだろう!
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