カジキ
世界中の海で広く分布する高速で遊泳する大型肉食魚。
上顎は槍のように伸びているのが特徴だ!
世界最速の魚とよばれるカジキ。
体には背ビレや尻ビレを格納する溝があり
水の抵抗を受けやすい背ビレなどをその溝に格納することによって
猛スピードで泳ぐことが可能だ!
カジキの中でもバショウカジキ は時速120kmの
猛スピードで泳ぐという!
そして
カジキとえば、その尖った鼻先だろう。
これを振り回して、獲物の魚を打ちのめし
気絶させたり、瀕死の状態にしてその獲物を捕食するほか
また大型のサメに対する護身用としても使われ、
時速100km以上のスピードで
その一突きをくらえば、
大型のサメすら、ただですまないのはいうまでもない!
しかし!
太古には、もっとヤバいカジキがいた!
それがコイツだ!
プロトスフィラエナ
属名(Protosphyraena )
10m以上の大型海生爬虫類がざらにいた
白亜紀後期の海に生息していた。
白亜紀の海にはこんな動物がいた→白亜紀後期動物大きさ比べ
なんといっても
コイツの胸ビレは長大だ!
その縁(エッジ)は
ギザギザしたノコギリ刃になっているのだという!
まさに体は凶器だらけの大型魚といえよう。
そしてカジキの仲間だけに
高速で泳いだことはほぼ間違いないと思われるが、
コイツが高速で泳ぎ、横切った瞬間、
大変な切り傷を負わされた海生動物は
続発したんではないだろうか。
そして、この魚が群れを形成していたのならば・・・。
この魚の大群に出くわせば
あらぬ方向から高速で・・・
そのノコギリ刃の長い胸ビレで
組織ぐるみの通り魔にやられるがのごとく
体を切り刻まれていく・・・。
当時の海で食物連鎖の頂点に立つ
クロノサウルスですら、
この状況ではひとたまりもなかっただろう!
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