ティラノサウルスに羽毛が生えていたかもしれない件について | 川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba
2008-05-19 01:42:12

ティラノサウルスに羽毛が生えていたかもしれない件について

テーマ:恐竜

ディロング・パラドクサス  学名(Dilong paradoxus


ディロング

2004年、白亜紀前期の中国遼寧省熱河層群から出土した。
1億3000万年前に生息していたと見られる
もっとも原始的なティラノサウルスの仲間。


ディロング・パラドクサス、その学名の意味は

「逆説的な皇帝竜」

あの暴君竜ティラノサウルスと
同じ仲間でありながら、
全長160cmと小柄で
アゴと尾の皮膚の印象化石から羽毛を持つことが
明らかになった!


巨体であり、ゴツゴツとした鱗で覆われた
ティラノサウルスとは
真逆の姿をしていたのだ!


■だったらティラノサウルスにも羽毛?■


獣脚類の系統図

ティラノサウルスは
羽毛を持つとされる小型獣脚類の
「コエルロサウルス類」というグループに属し、
その中で巨大化した恐竜の1つだ!


そして
ディロング・パラドクサスの発見により、
あのティラノサウルスにも羽毛を持つ可能性は出てきたわけだ!



ティラノサウルス  学名(Tyrannosaurus rex


ティラノサウルス親子
(ティラノサウルスの親子。子供には羽毛があった可能性が高い)

しかし、
巨体であるティラノサウルスの成体には羽毛を持たず、
ティラノサウルスの幼体に羽毛を持つ可能性が高い


という見解のようだ。


ティラノサウルスの成体になぜ羽毛が必要としないのか・・・。


まず、
羽毛には「断熱」という効果があるそうだ!
体に羽毛を覆うことにより、
暑かろうが、寒かろうが外の温度に左右されず、
体温が一定に維持しやすいということになる。


しかし
ティラノサウルスの成体には
羽毛を必要としないのは
巨体であるがゆえに体温を一定に保つことが
できたからだ!


その理由とはこうだ!


体積と表面積の比率

体が大きい分
体の体積に対する表面積(皮膚の面積)の比率が小さくなる!


皮膚は体内と体外の温度の出入れの玄関口と
いったもので、
体が大きくなればなるほど
それに対する皮膚の表面積の比率は小さくなり、

熱しにくく、冷めにくい体になるわけだ!


要するに

コップのお湯とお風呂のお湯では
コップのお湯の方が冷めやすいという理屈と同じだ。


これを「慣性恒温性」と呼ぶ。



ティラノサウルス幼体

逆に体の小さなティラノサウルス幼体は
体の表面積の比率が大きく、
外の温度に体温が左右されやすく
断熱効果の羽毛を覆うことによって、
体内、体外の温度の出入れをシャットアウト!


要するに

コップのお湯を魔法瓶に入れれば
冷めにくいという理屈と同じだ。


羽毛を生やすことによって恒温性を
保つというわけである。

どっちが風の子?


ティラノサウルスの子供に羽毛がなかったら、

超がつくほどの暑がりの寒がりというわけです。


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