この国の日入る海の果て・・・。

そこはまるで異国に足を踏み入れたかの

ような風景が広がる島がある。


西表島(いりおもてじま)


西表島周辺地図  

島の90%が亜熱帯の自然林に覆われた

日本最後の秘境


そして

独特の生態系で珍しい動植物の宝庫である!


西表島といえば、特別天然記念物にも指定されているコイツだ!


イリオモテヤマネコ 学名(Felis iriomotensis


イリオモテヤマネコ

この島では唯一の肉食哺乳動物。

天敵はなく、島の食物連鎖の頂点に立つ動物だ!


しかしこの島には

ヤマピカリャー(山で光る者)と呼ばれる未確認動物。

イリオモテヤマネコより大きな肉食動物の

伝説が語られているという!


そしてこの年末に

とんでもないニュースが飛び込んできた!!


★伝説の生物「ヤマピカリャー」?西表島で目撃相次ぐ!

12月27日琉球新聞

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-30074-storytopic-5.html  


研究のため西表島で滞在していた

島根大学の秋吉英雄教授が今年の9月14日午後6時過ぎ

崎山半島の海辺でヒョウに似た大型ネコ科動物を

目撃したのだという!!


西表島マップ  


ヤマピカリャーという未確認動物の目撃例は多く、

崎山半島を中心に目撃者は47人。

中には食糧不足の戦後に、このヤマピカリャーを食べた人も

いたとかいないとか!

体長が80~120cmといわれ、

ヤマネコに比べれば明らかにデカい!


秋吉教授によると

「ヤマネコよりずっと大きく、尾は長く、斑紋もあった。

台湾などで生息するヒョウの一種、ウンピョウと特徴が似ている」

ということだ!


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ウンピョウ  学名(Neofelis nebulosa


ウンピョウ  


ヒョウの仲間であるが、ヒョウの仲間の特徴である

「咆哮」ができない。

そのためネコ属とヒョウ属の中間的な存在といわれている。

またウンピョウといえば、
ウンピョウとライオンの頭骨  

体の大きさの割りに牙が大きく発達しているのが特徴で、

圧倒的に体の大きいライオンに匹敵する長い牙をもっている

(牙の長さ ライオン5cm ウンピョウ4cm)

そのためサーベルタイガーの末裔なんて話もあるほどだ!


生息地域は

ネパール東部から中国南部、東南アジア、

そして

台湾だ!


台湾と西表島は、かなりの近い距離にあり、

20万年前には海退で日本は大陸と陸続きだったこともあり、

ウンピョウが台湾や大陸から西表島に渡る機会は

十二分にあることは間違いないだろう!


しかし

西表島にだけ棲むイリオモテヤマネコは

ヤマネコの中でも世界最小の生息範囲で

ヒョウのような動物が生息するには

西表島は狭過ぎるといっていい・・・。