今から150年前・・・
カナダの東部沿岸の4億年前の地層から
Prototaxitesと呼ばれる
全長8mの細長い巨大化石は発見された。
発見当初は
巨樹の幹と思われたこの化石は
管の様子が通常の植物とかなり異なっていた
そのため
コケ、海藻、菌類などと諸説が
飛び交い、
実に150年にもわたり論争になっていたという!
しかし
ついにその謎の巨大化石の正体を突き止めたという!!
4億年前の8mの巨大化石。その正体は・・・
キノコ(菌類)!!
4月25日読売新聞より
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070424i417.htm?from=main4
この化石は
世界各地の4億2000万~3億5000万年前から
複数見つかっており、
当時は植物が陸上進出しはじめた時代
4億年前の世界は
そびえ立つ高さ8mは越えるであろう
巨大キノコが林立した
世界だったのだ!!
まさにキノコの国・・・
いや、キノコの惑星といっても
言い過ぎではないかもしれない!!
なお、
植物は二酸化炭素を取り込み、光合成するため
同位体の含有量が一定の比率を示すが
この巨大化石は、光合成の影響は見られず
どの植物とも同位体の比率が異なっていたことから
キノコ(菌類)ということをわかったそうだが、
シダ類などの植物の陸上進出が本格化した
とされる当時の生態系を
一変させる発見だという。