ヒトが寒さを凌ぐために
衣服を身にまといだした頃だろうか・・・。
その頃からヒトの体の表面に棲みつき
その生き血を吸い続ける生き物がいる。
シラミだ！
シラミはノミとは対照的でシラミの種類によって
それぞれ寄生する宿主は決まっている。
人に寄生するシラミは
ヒトジラミといって、３種類存在する！
■コロモジラミ（Pediculus humanus corporis ）■
衣服に寄生し、感染経路は体の接触、
衣類を介してヒトからヒトへ感染。
有史以来、発疹チフスを媒介する大害虫として恐れられ、
有名な話ではナポレオン一世が
７０万の大軍を率いてがロシア遠征をする時、
このコロモジラミの媒介による発疹チフスの感染で
モスクワにつく頃には５０万以上の兵を失っていたという！
とにかく戦時中に大発生することから
人類の歴史を大きく動かした寄生虫ともいえる！！
日本でも戦争中などコロモジラミによる
発疹チフスは流行しており、
第二次世界大戦後、アメリカ進駐軍が持ってきた
ＤＤＴといわれる有機塩素系の殺虫剤で
コロモジラミを駆除し、また生活衛生の向上により、
現在ではコロモジラミは見られなくなった。
ＤＤＴとは年配の人なら学校で体じゅうに
白い粉をぶっ掛けられたことでご存知のことだろう。
昭和４６年にＤＤＴは毒性や土壌内への蓄積性が
あることを理由に使われなくなっている。
ＤＤＴのおかげでシラミは見られなくなった。
そしてシラミ知らず時代が訪れ、
シラミ知らずの世代が子供を持つ親となった今。
シラミが再び復活し子供たちを襲う！！
それがコイツだ！
■アタマジラミ（Pediculus humanus humanus ）■
頭髪に寄生し、頭髪と頭髪の接触が感染ルートだ。
なかでも小学生や幼稚園の女の子の頭髪によく見られるという。
子供なら集団生活での遊びなどで頭と頭の接触の機会も多い。
それと女の子なら長髪が多いことが主な要因か。
実はつい先ほど、保育園に通う私の娘の髪にも
すでにアタマジラミの卵が付着してしまっていたのだ！
これが髪の毛にダッコちゃん状態で
なかなか手で取り除けないしくみになっている。
そもそもシラミは「不潔の代名詞」といわれているが、
それはまったくの誤解。
今の多く見られるアタマジラミは不潔からくるものではなく、
清潔にしてようが、うつるもんはうつるのである。
■ケジラミ（Pthirus pubis）■
主に陰毛に寄生し、他の体毛にも寄生することもある。
性行為によるものが主な感染ルートだ。
いわゆる性病ということになる。
カニのような体形から英語でclub louse （カニジラミ）と呼ばれる。
アタマジラミと比べ、吸血する口を深く皮膚に差し込むため
痒みは並大抵ではないらしい。 （個人差がある）
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薬局店員「なんと！ 頭にシラミがおありでっか。 それならこれなんか、どうでっしゃろ。 まぁ、シラミ駆除の定番なんですがね。」
▲スミスリンパウダー １９９５円
▲スミスリンＬシャンプー ２９００円
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娘のアタマジラミ駆除のため、
スミスリンＬシャンプーを購入。
薬用とはいえ、シャンプーごときで２９００円とは・・・。
- スミスリンＬシャンプータイプ80ml メーカー希望価格 2,898円
- ￥2,300
- タケダドラッグ
- あと他の子に
- アタマジラミをうつす確率を減らすため
- 保育園の先生に報告と
- 娘の髪の毛を短く切っておいた。