コモドオオトカゲにオスがいなくても
メスだけで子供を産むことができる
単為生殖ができることがわかったそうだ!!


コモドオオトカゲ  学名(Varanus komodoensis


コモドオオトカゲ



トカゲが「処女受胎」、誕生はクリスマス頃か
 イギリスの動物園で飼育されているコモドオオトカゲの「フローラ」には、

もうすぐ8匹の赤ちゃんが誕生する予定だ.......... ≪続きを読む≫


通常は有性生殖を行う脊椎動物であるが
イボヨルトカゲや数種のヘビ、七面鳥など
脊椎動物70種ほど単為生殖が確認されている。
世界最大のトカゲである「コモドオオトカゲ」にも
確認され、発表されたのは今回がはじめて。


メスのコモドオオトカゲ「フローラ」はオスの接触がなく、
今年5月に11個の卵を産卵。孵化前に割れてしまった3個の
卵を調べた結果、クローンではないが遺伝的な構造は
母親「フローラ」のみの由来であり、単為生殖であることは確実だ!


脊椎動物の単為生殖はアブノーマルなことと思われたが、
オスの個体数が少なくなったときなど
必要に応じてメスのみで繁殖するという
いわば、
「単為生殖」とは子孫を残すための1つの方法

というわけだ!



お相手のいないメスコモドオオトカゲ

コモドオオトカゲはコモド島やフローレス島など

小島に生息しているため、

見知らぬ島に流れ着き、繁殖相手のオスに
出会わなくなるケースもしばしばあり、

単為生殖という能力を身につけたのかもしれない。


コモドトカゲや他の単為生殖が確認された脊椎動物以外にも
意外とたくさんの種がこの能力が隠されている

可能性もあるかもしれない。

 
コモドオオトカゲの単為生殖によって
産まれる子供はすべてオスになるという。

これでメス一匹いれば、新たなる土地で

産まれたオスと交配し、子孫を増やせる寸法だ!!


そして、なぜオスしか産まれないのか、その理屈はこうだ!


トカゲの性を決定する性染色体は
オスがZZ メスがだ!


トカゲの単為生殖


メスが単為生殖した場合、
染色体が倍増し、
ZZ」と「WW」の組み合わせなるという。
WW」はオスでもメスでもなく、発達して産まれることはなく
結果「ZZ」つまりオスだけが生まれるというしくみだ!


このトカゲの単為生殖のしくみから
人間がもし必要に応じて単為生殖できたとしたら
どうだろう。

男性は
女性はXX

女性の単為生殖の染色体倍増で
その組み合わせは
XX(女性)とXX(女性)だ!
女性しか産まれないということになる。

つまり男性がまったくいなくなることになり、
これでは
遺伝子の多様性を促す有性生殖はできなくなり、
種の存続が危うくなる危険性は大だ!!

やはり人間には単為生殖という能力を
身につけても無意味ということになる。


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今回もヤフーニュース

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/animals_and_pets/

で、

このブログの「単為生殖と両性生殖」記事

http://ameblo.jp/oldworld/entry-10005095269.html

をとりあげてくれました。

そのため、12月21日のアクセス数が爆騰しました!

29000PV、アクセス者数が19000人でした。