メガロドン
学名(Carcharodon megalodon )
■国内最古のメガロドンの化石発見■
6月12日のニュース。
茨城県と福島県の県境に位置する
北茨城市大津町の五浦海岸。
約1640万年前の地層から
ムカシホホジロザメ(メガロドン)の歯など
多数の化石が発見されたという。
歯は最大のもので11cmにもおよび
そのメガロドンの全長は11mと推定されている。
メガロドンの歯の最大のものは
ペルーの約1500万年前の地層から
発見されたもので17cmもあるという。
歯の縁にはギザギザのステーキナイフのようになっており、
肉を喰いちぎるのに適している。
これは暴君竜ティラノサウルスの歯にも見られる特徴だ。
メガロドンはこの歯で、主にクジラを常食にしていたという。
■メガロドンの絶滅■
メガロドンの歯は日本では「天狗の爪」と呼ばれ、
ヨーロッパでは「竜の舌」、「石化した雷」と呼ばれ、
世界中でメガロドンの歯の化石は発見されている。
これはつまり、
昔、メガロドンは世界じゅうで繁栄していたということになる。
しかしメガロドンは200万年前には絶滅したということ
になっている。
絶滅の原因としては
鮮新世(600~200万年)に起こった海水温の低下。
それに加え、メガロドンの獲物である
クジラが寒冷な海域に逃げ込んだためだといわれている。
(クジラは哺乳類で恒温動物。寒冷な海でも平気である。)
つまりメガロドンは寒冷な海で生きる術を持ちえていなかった
というのが絶滅の最大の理由だ!
■奇網システム■
メガロドンは寒冷な海では生息できないわけだが、
メガロドンに最も近い類縁関係にあるホホジロザメは
寒冷な海でも活発に泳ぐことができる。
ホホジロザメ
学名(Carcharodon carcharias )
このホホジロザメには
「奇網」という
動脈と静脈が絡み合う血管網が備わっているという。
★魚はエラにある動脈で酸素を取り入れる際、
熱を放出してしまい、冷たい海では動脈の血液は冷えてしまい
どんどん体温が下がってしまう。
★静脈の血液は運動をすれば、熱が発生し温かい血液になる。
そのため動脈と静脈を絡ませて、
熱交換させるのが「奇網」というシステムだ!!
これによって動脈の血液は温められ、
体内に暖かい血液が巡るというわけだ。
これで水温より5~6度高くキープでき、
寒冷な海でも活発に活動できるのだという。
ちなみにマグロやカツオも奇網が備わっており、
一生を不眠不休で活発に泳ぎ続けている。
おそらく、メガロドンはこの奇網を
備わっていないがために、
寒冷になっていく海の環境に対応できなくなったのだろう。
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メガロドンの迫力ある映像あり! - モササウルスや27mもの巨大魚も登場!




