フタバスズキリュウ (双葉鈴木竜)
ついにフタバスズキリュウに学名が記載されたそうです。
新属、新種として記載され
Futabasaurus suzukii (フタバサウルス スズキィ)です。
通称「フタバスズキリュウ」とあまり変わりない学名ですね。
日本の太古の海では、かなり大物の古生物ですから、
私的には日本神話の海神「スサノオ」にちなんだ学名を
ついたらいいなぁとおもっていました。
ちなみに日本の神話にちなんで学名が付けられた
古生物がいます。
大阪府豊中市の待兼で発見された
古代ワニの化石「マチカネワニ」 は
学名が「トヨタマヒメイア マチカネンシス」
(Toyotamaphimeia machikanensis )といいまして、
海神の娘「トヨタマヒメ」にちなんだもの。
神話の話では
出産を迎えたトヨタマヒメは夫の山幸彦(ホヲリノミコト)に
「私は元の姿になって子供を産むので、私を見ないでください」
といいますが、山幸彦は約束を破り、
トヨタマヒメの出産の姿を見てしまいます。
その姿がワニの姿だったのだとか。
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