恐竜時代真っ只中のジュラ紀。

巨体な恐竜たちが

すべての大陸を我がもの顔で

闊歩していた時代・・・。


恐竜に隠れて、ひっそり生きる哺乳類


当時の哺乳動物は

ネズミのような動物しかおらず、

恐ろしい恐竜たちから身を隠すように

夜な夜なひっそりと

生活していた・・・。


しかし

哺乳類はネズミのような動物しかいないと思いきや、

そのイメージを覆す新種の哺乳類化石が

発見されたそうです。


最古の鳥類は始祖鳥 ではなく

中国で発見されたジンフェンゴプテリクス とか

なにかと今までの説を覆す化石の発見が

目白押しの中国です!!


とりあえず、その新種の化石哺乳類とは


カストロカウダ  学名(Castorocauda lutrasimilis

カストロカウダ

2006年2月24日の古生物のニュース。


なんでも、中国・内モンゴル自治区にあるジュラ紀

(約1億6400万年前)の地層から

ビーバーに似た新種の半水棲だったと思われる

哺乳類の化石が発見されのだとか!

保存状態もよく、体毛や後ろ足には水かきが

残っており、川や湖で魚などを捕らえて

食べたいたそうだ。

当時の哺乳類としては最大のものらしい。

この発見により、当時の哺乳類が陸だけでなく

川や湖などにも活動の場としており、

早くから多様な環境に進出した可能性が

でてきたというわけだ。


しかし、中国の地層って羽毛とか体毛とか

化石でよく残るなぁ・・・。


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今回の新種カストロカウダの

ニュースで思い出すのが

2005年1月頃の古生物ニュース。


「なんと!恐竜を喰らったという新種の哺乳類化石発見。」

というニュース。もちろん中国発信です!


レペノマムス  学名(Repenomamus giganticus

レペノマムス

ジュラ紀の後の時代、白亜紀の哺乳類だが、

体長は1mと当時としては最大の哺乳類だ。

なんと、こいつは

恐竜、プシッタコサウルス の子供を

食べたらしい。それが化石として残っていると言う。


これもまた

中国の恐竜時代の哺乳類のイメージを

覆す発見だ。


今度はどんなネタで

どんな発見で

太古の世界を塗り替えてくれるのか

中国の古生物ニュースには

目が離せません!