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動物を数えるときは
「~匹」がもっとも一般的で、
「~頭」が大きな動物(大きな哺乳類と言った方がいいかな。)。
「~羽」が鳥類とコウモリ、ウサギ。
「~尾」がまれに魚。
「~杯」がまれにイカやカニ
ってな感じです。
HPの更新をする際、動物の解説に
「~匹の群れで」「~頭の群れで」って
対象の動物によって使いわけて書くのですが、
小さな動物(犬や猫など)に用いる「匹」、
大きな動物(牛や馬など)に用いる「頭」
その線引きはどのあたりかと気になっていました。
検索で調べてみました。
基本的には決まりはないようだ。しかし、
あえて言うなら2つほど決まりがあるのだとか。
★ヒトより大きな動物を「頭」、小さな動物を「匹」
★両腕で抱きかかえられることのできる動物を「匹」
抱きかかえられない動物を「頭」
だそうです。
種によって使い分けるのでないので、
これらの決め方も少々グレイゾーンですね。
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ノウサギ 属名(Lepus )
ウサギは両腕で抱きかかえることのできる
小さな動物ですから「匹」と数えてもいいのですが、
鳥とおなじく「1羽、2羽・・・」と数えることもあるようです。
ウサギを「~羽」という数え方をする由来は
明治時代以前、仏教の教えで獣肉を食べることを禁じられ、
また抵抗もあった。
しかし1度食べた獣肉の味が忘れられない人が
ウサギの耳は実は羽で、2本足で立って、ピョンピョンと
飛ぶから獣じゃなくて鳥だというこぎつけで、
ウサギを食べたことから
ウサギを「~羽」と数えるようになった。
今でも引き続き、そう数えるようになっているらしい。