この惑星に生命が誕生したころは
生物にオスとメスの区別はなかった・・・。
今でも単細胞生物のゾウリムシなどは分裂によって、
同じ遺伝子をもった自分のコピーを増やして繁殖している。
これを単為生殖という。
しかし同じ個性が増えることには問題がある
この惑星はいつも環境の変化があり、ある時、
急に寒くなったとしよう。
その個性が、寒さに弱ければ、即全滅だ。
寒さに強い個性を生みださなければいけない。
そこからオスとメスが生まれ、
遺伝子シャッフルすることによって
寒さに強い個性が生まれる可能性が出てくるのである。
これが両性生殖のはじまりだ。
しかし両性生殖にもデメリットはある。
オスとメスがそろわないと繁殖できないという
単為生殖よりはるかに効率が悪いのだ。
どれくらい効率悪いかというと
人間は男と女が出会いそして、恋愛に発展させて、
結婚、出産という過程で、子供がやっと産まれるわけで
ゾウリムシの分裂と比べてみれば、
効率が悪すぎることは誰もが頷ける話である。
そんな単為生殖と両性生殖のデメリットを克服した生き物がいる
それは1mm程度の小さな生物、ミジンコです。
基本的にはミジンコはメスしかいない単為生殖
で仲間を増やす生物。
母親はまったく同じ遺伝子のメスの子供を
単為生殖のお手頃繁殖でバンバコ産みます。
しかしそれは快適な環境である場合のみ。
たちまち水温の低下や水質汚染など環境変化が
起きれば、
なんとその時だけオスの子供を産むのです
そしてオスとメスの奏でる遺伝子シャッフル・・・。
交尾を終えたメスは耐久卵という卵を産み
新しい個性を生み出して、
環境変化に対応するのである。
ところで単為生殖はゾウリムシやミジンコなど
下等な生物にだけの生殖方法と思いきや、
高等な生物にも単為生殖するものがいる。
中米にメスだけで子供が産むことのできる
アマゾネスなトカゲがいるんだとか
イボヨルトカゲ 学名(Zalophus californianus )
もちろん、産まれてくる子供もすべてメス。
そして哺乳類の単為生殖は絶対無理と
いわれているが、最近マウスの実験で
単為生殖に成功したというニュースを聞いたことがある。


