鳥取市立博物館ではこの夏の8月28日まで
「特別展・遥かなる進化」をやっています。
http://www.z-tic.or.jp/p/museum/info/20/
私がお盆に鳥取市にある「かにっこ館」に行ったとき、
この特別展のポスターを偶然見て、「かにっこ館」から
近くだったのでいきました。
この特別展、
エディアカラ紀やカンブリア紀のかなり昔の化石から
恐竜、哺乳類、そして
人類の化石まで、時代をどんどん追っていくような
展示になっていました。
しかもかなりの展示数です。
携帯電話のカメラでたくさん撮ったので
紹介します。
「泳ぐフライパン」って感じのドレパナスピス の化石です。
アゴを持たない初期の魚類です。
ガラスの反射でちょっと見難いですが
デボン紀の海の覇者、ダンクルオステウス の頭骨。
見てわかるとおり、かなり大型で獰猛そうな肉食魚です。
初期の哺乳類型爬虫類と呼ばれるディメトロドン 。
背中に伸びている骨は帆を形成し、体温調節に
一躍かっていたと考えられています。
哺乳類の祖先である爬虫類はすべて絶滅しています。
現代の爬虫類は
すべて鳥類の祖先である爬虫類の系統です。
つまり現代いる爬虫類は
「鳥類型爬虫類」となるそうです。
(「最新恐竜学・平山廉 」という本に書いてありました。)
コティロリンクス という、これも哺乳類型爬虫類の化石。
胴体が異様に大きいですが、消化しにくい植物を
食べるために内臓を大きくする必要があったのでしょうか。
翼竜「アンハングェラ 」。
太古は爬虫類だって大空を飛ぶ。
恐竜から鳥類の進化の過程で現れた
「カウディプテリクス 」。
鳥のように飛ぶのではなく、ダチョウのように
走る動物だったと思われ。
これは南方大陸の覇者「ギガノトサウルス 」の頭骨。
北の覇者が「ティラノサウルス 」なら
南の覇者はこの「ギガノトサウルス」だ!!
両者の違いの1つに
ティラノサウルスの歯は図太く、獲物を噛み砕くという感じで
ギガノトサウルスは歯は鋭利で獲物を切り裂くという感じだ!!
どちらにせよ、こいつらの餌食にはなりたくない(><)
携帯電話のカメラで撮ったものは、まだまだあるけれど
ここらへんにしときます。
とにかく鳥取市立博物館、特別展「遥かなる進化」の
展示物はかなり充実してオススメです!!