古世界の住人の図鑑より


1億年後の海


2億年後の海


には大型で獰猛な肉食動物が多い・・・。


その弱肉強食の海の世界にこれらの捕食者に対抗すべく

食べられる側の小さな動物も進化する。


ということで未来動物を考えました。


ヒキコモリダコ

ヒキコモリダコ

1億年後の海に広く分布するタコの仲間。

獰猛な肉食動物から身を守るために、

大半の皮膚が硬質化して、カメの甲羅のように

なった。この硬質化した皮膚の継ぎ目に

目を出し、足を出して移動する。


甲羅はつるつるの球形をしているのが特徴。

当時の海の肉食動物は巨大なものが多く、

ソフトボール程度の大きさの

ヒキコモリダコは丸呑みされることが

多い。

しかし驚くことに

丸呑みされたヒキコモリダコは

体を甲羅で完全にふさぐことによって

消化されないようになる。

そして肉食動物の胃を通り、腸を通り

そして糞と一緒に排出され、脱出できるのだ

球形のヒキコモリダコは

お通じに有効な体形なのだ。

決して肉食動物の栄養になることはないのだ。