現代ではワニは数えるほどの種類で、
熱帯地域のほぼ限られた地域にしか生息していません。
しかし大昔のワニたちは多種多様でした。
脚には蹄(ひづめ)があり、陸上を軽快に走るワニ
「プリスティチャンプサス 」
短い吻部が特徴の植物を食べたワニ
「シモスクス 」
ヒゲクジラのようなプランクトン食のワニ
「ストマトスクス 」
大昔は変わったワニがたくさんいたのですね。
この前、私のサイトに未来動物の投稿がありました。
オパビニマニアJさんから
底性の生活に適した平らな体をしたワニ
「ペッタンコワニ 」です。
(イラストは投稿者のオパビニマニアJさん)
ペッタンコワニはヒラメのようなワニということで
私もこれ系のワニを考えました。
フラットクロコダイル
なんだかピカソの絵にでてきそうなワニです。
ワニが川の底に生活するようになり、
体がヒラメのように横倒しになった扁平な体つきになりました。
クワガタムシのハサミみたいに口は左右に開け閉め
します。
体の底面になる右の前足は退化し、
左の前足には
伸縮自在な指があり、その指にはモリのような
かえしのある発達したツメがあります。
これで獲物を捕らえます。