みなさん、睡眠時間はどれくらいとっているのでしょうか?

睡眠時間の長さは人それぞれですが、

あのフランスの皇帝、ナポレオンは睡眠時間3時間

大発明家のエジソンは4時間、

「モナ・リザ」や「最後の晩餐」で有名な画家レオナルド・ダ・ビンチは

驚くことに4時間に15分の仮眠をとって1日の合計90分!!

頑張りすぎやで。

逆に睡眠が長い偉人は

相対性理論のアインシュタインが10時間以上です。


今日は動物の睡眠時間のお話です。


動物の1日の睡眠時間
20時間 ナマケモノ  
19時間  キタオポッサム  、コアラ
18時間 オオアルマジロ  
17時間 ヨザル  、ココノオビアルマジロ
16時間 ホッキョクリス
15時間 トガリネズミ  、ツパイ
14時間 イヌ、ネコ、ハムスター  
13時間 ハイイロオオカミリス
12時間 ゴリラアライグマ 、ホッキョクギツネ、チンチラ
11時間 ビーバー 、ドウケザル、コウテイペンギン
10時間 ジャガーホシバナモグラハリネズミ
 9時間 チンパンジーヒヒリスザルキツネカモノハシ
 8時間 ヒト 、ウサギ、ブタ、モルモット
 7時間
 6時間 ブラジルバク
 5時間 ハイラックス  、ハヤブサ
 4時間
 3時間 ウシ、アジアゾウアフリカゾウ 、ロバ、ヒツジ 
 2時間 ウマ  、ノロジカ
 1時間  シャチシマウマ
 20分 キリン
 0時間 イルカ


★睡眠時間のもっとも長いのは「ナマケモノ」。20時間ということは

 4時間しか起きていません。

 さすがナマケモノといわれるだけのことはあります。

寝続けるナマケモノ

 コアラも19時間と長いですが、カルビーの「かっぱえびせん」の袋には

 睡眠時間22時間と記載されておりました。これが本当なら

 コアラが最長の睡眠時間となります。


★ネコやハイイロオオカミなど肉食動物は睡眠時間が長く

 ウマやキリンなどの草食動物は睡眠時間が短いですね。

 肉食動物は栄養分の高い肉を食べるので短い時間で栄養が取れるので

 他にすることがないことと敵に襲われる状況もないのでゆっくり眠れるわけです。

 草食動物は栄養価の低い草などを食べるので食べるのに時間を要することや

 敵に襲われることもあるので睡眠時間はそれほど取れない状況です。

 ウマやシマウマなどは1~2時間と非常に短く、これらの動物は見渡しのよい

 草原に生息しており、敵に発見されやすいため常に警戒態勢でないと

 ダメなわけです。半分覚醒半分睡眠といったうとうと状態で筋肉の緊張を

 緩めることはないといいます。こんな睡眠のとり方ヤダなぁ。


★イルカは0時間となってますが、イルカの場合、左右の大脳を

  交互に眠らせながら行動を持続させる半球睡眠をします。

  オットセイは泳ぎながら、アホウドリやカモメが飛びながら

  これをすることで知られています。

  授業中こんなことができれば便利ですね。

  

小さな動物ほど睡眠時間が長いですね。ハムスターやネズミは13~14時間と

 いったところで、逆にゾウは3時間程度です。

 これは代謝率の大きい小型動物ほど起きている間に傷ついた脳細胞の

 損傷が激しく睡眠によって修復するために時間を要するとか。