今回、収集品の中から紹介するのは武器なのか道具なのか不明なものです。

 

形状は中国の青龍刀のようですが、造り込みは日本の筑紫薙刀のようです。

 

柄はツルという林業用の道具の柄を持った時のバランスを確かめるために便宜上取付たもので、本来の柄ではありません。

 

なので紹介は先端部分のみとなります。

 

 

全長:50㎝ 重量:2.2kg  刃長:52㎝ 反り:6.5㎝ 袋部を除く最大幅:10㎝ 最小幅:5.5㎝

 


 

袋部を除く最大刃厚:1.2㎝ 最小刃厚:6㎜

 

 



残念ながら現在は刃が引かれていて切れません。

 


袋の上部は強く叩かれて角が丸まっています。

おそらく柄を付ける時に叩いた跡でしょう。

 

 袋部はコの字に曲げた部材を鍛接しています。


この造りは筑紫薙刀や現代の鉈や斧でも見られます。

 

 

 下の画像で鍛接跡がよく分かると思います。

 

 とにかくゴツイです。

誰が何の目的で製作&使用したのでしょうか⁉️


また、製作されたのが日本か中国か分かりませんが、どちらの特徴も有しています。


もし武器だとするなら、これを自在に扱う事ができるならば無敵でしょう❗️