槍を収集してみると実に色々な形状や大きさのものがあります。
今回、紹介するのは穂先の長さに比べ茎長が7倍近くある収集品の中では一番茎の長い正三角槍です。
全長:82.2㎝ 刃長:10.8㎝ 茎長:71.4㎝ 重量:170g 残念ながら柄と鞘はありません。
目釘穴:2個
在銘で
表「伯州住清水吉幸」 裏「天保十五年八月日」(1844年)
とあります。
清水吉幸は幕末に活躍した刀匠で、伯州(現在の鳥取県西部地方)に住んでいました。
このような茎の長い正三角槍は「本心鏡智流」などの鍵槍を遣う流派で使用されていた事が分っています。
収集品の中では一番錆びた槍ですが、いずれは砥ぎに出して保存していきたいと思います。



