今回、収集品の中から紹介するのは鎖棒(契木)です。
収集をはじめてから今日まで滅多に見かけることがなく、入手しづらいのが「鎖もの」と呼ばれる鎖を使用した古武器です。
その中でも鎖鎌だけは贋作や復刻したものが結構出回っていて骨董屋さんやネットでも時折見ることがあります。
ただし江戸から明治中期までの作の本科と比べると鎖は沸かし付けではなく現代の溶接であり、鎌刃も現代の農具や林業用を転用したものが多いです。
この鎖棒(契木)は収集を始めた当初からいつかは入手したい!と切望していたもので、5年くらい前にやっと入手できました。
棒は樫の木製で棒身長:1m68㎝ 径:2.4㎝~3.1㎝、鎖長:81㎝ 全体重量:1.6kg
棒には長さ72㎝ 幅7㎜の筋鉄が4本入り、口金と4個の胴輪で固定された実戦的な造りです。
筋金周りの木地には黒漆が塗られていたようですが、今は剥げて下地の朱色が見えています。
鎖は沸かし付けで、鎖粒(縦長:3.5㎝ 横長:1.7㎝) 26個です。
分銅は卵型で長さ:6.0㎝ 幅3.5㎝ 重量:200g 鍛鉄製
人体に当たれば骨など簡単に砕けそうです。
石突は底中央が突起になった面白い形です。
長さ:5.0㎝ 径:3.7㎝ 鍛鉄製





