8/26日曜日、夏の終わりに 下名栗諏訪神社を訪ねました。
下名栗諏訪神社は古い獅子舞が伝わっている事で 知られています。
獅子舞は、室町時代に伊勢 ( 三重県 ) で、
飢饉や疫病を追い払う願いを込め舞ったのが始まりで
その後、江戸に伝わり 江戸時代初期頃までには
江戸大神楽師 ・ 伊勢大神楽師によって
日本全国に広められたといわれています。
鬱蒼とした杉の古木に囲まれた神明造りの諏訪神社御本殿
~ 下名栗諏訪神社の獅子舞の歴史 ~
寛文元年(1661年) 東京都奥多摩町大丹波
青木神社
寛政七年(1795年) 東京都青梅市成木
高水山常福院
天保十四年(1843年) 埼玉県飯能市下名栗
諏訪神社
本殿前に向かうところです
古い歴史を有するにも関わらず、その舞の形態は
ほぼ当初のまま継承されているとの事。
かつての武蔵国 ( 現在の東京都 ・ 埼玉県 ) では
三匹獅子舞という形態で
獅子3人と 花笠をかぶったササラスリ4人で舞います。
~ 杉木立の下(もと) 古式の舞が美しい ~
~ スケジュール ~
8:00~ 9:40 御宮参り・御幣係懸
10:05~10:35 花懸
11:00~11:30 三拍子
・ ・ 例大祭 神事 雅楽 ・ ・
12:30~13:40 棹懸り
14:05~16:05 女獅子隠し
16:30~17:50 白刃 ( 真剣を使う最大の見せ場 )
なんと朝の8時~夕方の6時近くまでびっしり ・ ・
中には2時間ぶっ通しの演目も (ノ゚ο゚)ノ
獅子舞の方は休みなく激しい動きの連続だから
相当スタミナがないと体がもたないと思いました。
・゚゚・。 飛び跳ねる三匹の獅子たち 。・゚゚・
☆ 金色の御幣に集まる獅子たち ☆
☆ 金色の御幣 ☆
* * *
一つの演目を終えるごとに 鳥居を出て詰所に戻ります
演目の合間のひょとこ踊りに子供たちは大喜び
詰所前に到着
なんとササラスリ役は小学2年生
* * *
左の方が日本刀(真剣)を抱えています (((ノ゚⊿゚)ノ
~ お浄めの鹽を撒いています ~
* 真剣に全神経を集中 *
凄い迫力!! ( ̄□ ̄;)
獅子の頭の髪( 鳥の羽 ) が 斬られました!! ( 後方の方が拾っています )
この羽はオスの鶏の尾羽で
一羽から一本か二本しか採れない大変貴重なもので
一本¥2500すると、解説の方が言っていました。
今回斬られたこの羽は、観ていた方に無料で配られました。
黒い羽ですが光の加減によって神秘的な虹色に輝きます ☆☆
御守り袋に入れておいてください、というお話がありました。
・ ・ 本殿前から退場します ・ ・
もう、夏も終わりですね ・ ・
祭りばやしが 耳元に残っています (ノ_・。)