先週 近所の神社の宵祭に行きました。
記念植樹の梛(ナギ)の木がありました。
阿弥陀如来の化身 と、されています。
「南部牛追歌」(岩手)の中で
「今度来る時 持って来てたもれヤ」
と、歌われている梛(ナギ)の木です。


縦に引っぱてもなかなか切れない
中心に軸も無い特徴のある ” ナギの葉 “
(縁結びのお守り)
平安時代貴族の間で始まり
室町期には ” 蟻の熊野詣 ”
と言われたように
広く一般 庶民にまで行きわたっていた “ 熊野詣 “ と、
そのお守りの “ ナギ の葉 “

夕刻には屋台も神社に集結
* * *

祭屋台にあかりが灯る

笠鉾の前の方では子供達が提灯掲げて

笠鉾の周りでは若い衆が「ソ−レ」

月も出ました

眠気を誘うぼんぼりの灯り

夜空に花が咲きました
祭屋台もお宮に集結
騒々しい程の太鼓 お囃子
・ ・ ・
しばらくすると次々と
町中へ繰り出して行く
最後の一基も目の前を通り過ぎる
・ ・ 遠ざかる祭りばやし ・ ・
隠れていた蝉しぐれ
手に持った線香花火が
蝉のはかない命を物語るかのように
精一杯の ”最後の輝き” を放つと
しぼんで涙のように落ちた ・ ・