妊娠中のカンジダ除菌 T様からのご質問 | ドゥーラのりこ

ドゥーラのりこ

オーストラリア在住のお産サポーター(ドゥーラ)、ヒプノバーシング™講師、マッサージセラピストです。
妊娠、お産、育児、健康、環境、ホームスクーリングに関しての色々な情報や考えをシェアしています。

久しぶりにご質問メールの回答をさせて頂きます。

尚、今まで質問メールの回答はアメンバー限定記事で紹介していましたが、今後は一般に公開し、公に出来ない内容の場合のみアメンバー限定記事にしていきたいと思います。

ご質問は出来るだけ、妊娠、出産、母乳育児、離乳食に関する内容であると嬉しいです。そして、あまり具体的なご質問(問診が必要な内容、詳細が十分にない内容)でないようにお願いします。

尚、お子様のアトピー等のお肌のトラブルに関してのご質問をよく受けますが、お肌のトラブルに関しては有料でご相談を受けつけています。このようなご相談はもっと詳細が必要なので、簡単に1つの記事で回答は出来ないと判断しています。

また、妊娠、出産、母乳育児、離乳食に関しても、具体的にご質問をされたい場合は有料サービスをご考慮下さい。
私が提供するメール相談サービスはご質問の回数に制限なくご利用頂けます。1年間、2年間のオプションがあります。
詳細をご希望の方は私のメール(norikoamies@gmail.com)までご連絡下さい。
アメンバーやフェイスブックでのメッセージはお返事しないことが多いです。

過去にご質問をして下さった方々で、回答がなかった場合は、私があまりにも具体的過ぎる内容(もっと詳細が必要)だと判断したものや、緊急性が求められる内容だったはずです。
このようなご質問メールは、お返事しないことが多いです。ご理解お願いします。

また、アメンバー記事で回答をしても、その後全くお返事がないケースが非常に多いので、今後アメンバー上でご質問の回答をする頻度を減らして行きます。(申し訳ないですが、お返事を差し上げないケースが増えます。)
こちらもご理解お願いします。

今回はT様からのご質問です。

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いつもお役立ち情報満載なブログを拝見させていただいております。
T(名前省略)と申します。
実は今、妊娠中なのですが、ご相談があります。
どうも膣カンジタ症に感染したようなのです。
お恥ずかしい話なのですが、子供を授かったときの性交渉の翌日からどうも陰部にかゆみが生じ、それほどヒドイかゆみでもなかったので、今まで放置していたのですが(すでに4カ月ほど経過しております)、
やはり痒みがあり、ネットで調べると症状から、どうも膣カンジタ症に感染したのでは?と疑っております。
このような痒みが生じたことは今までほとんどなく、また病院に行ったわけではないので、はっきりとは分からないのですが、おそらく膣カンジタ症だと思われます。
調べたところ、膣カンジタ症に感染したまま、出産した場合、赤ちゃんに感染するリスクがあると知り、今、完治させようといろいろと試みています。
妊娠中のため、薬は使いたくなく、自然療法で治したいので、今まで、ココナッツオイル、アップルサイダービネガー、また先日、FBで教えていただいた抗菌作用があると言われている
lanolinオイルを陰部に塗ったりしましたが、あまり良くならず、アップルサイダービネガーはどうも濃度が濃かったようで、逆に腫れがひどくなってしまいました。
妊娠中でも安心な方法での治療方法等、もしご存じでしたら、教えていただけると助かります。
いつも質問ばかりで大変申し訳ございません。
よろしくお願い致します。

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実は、こちらのメッセージも問診が必要だと思ったのですが、妊娠中に膣カンジダになる方は非常に多いので、記事にしたいと思い、お返事することにしました。

まず、妊娠中はカンジダ菌が増えやすい環境になります。

膣が痒くなくても、体内にカンジダ菌が増えているケースも多いです。

出産前までに治しておく(或は数をかなり減らしておく)ことをお勧めします。

何もしない状態であると、今後どんどん増えて行くことになります。
出産時もそうですが、授乳期間でも体内のカンジダ菌が多いと、お子様への悪影響が非常に多いです。

まず、カンジダ菌を減らす為にどうしても避けられないのが食事制限です。
つまり、内側から菌をなくしていく、ということです。
外部からだけの措置(膣に何かを塗る等)では間に合いませんし、膣内のカンジダ菌が一時的に数が減ったとしても、体内にカンジダ菌がまだ多いままであれば、また膣にも出てきて増えるはずです。

内側からなくしていく、というのがキーポイントです。

まず、食事で避けて頂きたいのは、

砂糖(精製されていないものも含む)、小麦粉(パン、麺類、小麦の入った醤油も含む)、乳製品全て、植物性油脂、糖分の高い野菜(ジャガイモ、トウモロコシ等)、発酵食品、キノコ類、豆類、加工食品(カレーのルー等も含む)、加工肉(ウィンナー等)、果物(糖分が極端に低い果物はOK、グレープフルーツ、いちご、キウイ等)、添加物全て(特にアミノ酸系のもの)、コーヒー、ピーナッツ、キャシューナッツ、ピスタチオ、等です。

そして、穀物も出来るだけ避けられたほうが良いですが、現在妊娠中ということなので、あまり極端には減らさないほうが良いと思います。

そして、反対に積極的に食べて頂きたいものは、

生ニンニク、ターメリック、パクチー、ココナッツオイル、魚介類(水銀の多い魚は避けて下さい)、貝類、海藻、糖分の低い野菜(特に緑野菜)、コンニャク、加工されていないリンゴ酢(オーガニックのものであることが重要)等です。

また、発酵食を避けるため、良質なプロバイオティクスサプリを摂ることが重要です。

カンジダ除菌中にお勧めするプロバイオティクスはこちらです。

また、カンジダに効くホメオパシーレメディーもありますので、ホメオパシーレメディーの取り方の注意点を考慮に入れて、飲まれてみて下さい。(ホメオパシーは妊娠中でも安全です。)

その他、カンジダ除菌中にお勧め出来るハーブサプリ等沢山あるのですが、現在妊娠中ということなので、以上とします。

外部的には、良質なヨーグルト(無糖、フルファット)を膣の中に入れることもお勧めします。

どうぞ、お大事に。