アンモニアの臭いがする肉 | ドゥーラのりこ

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オーストラリア在住のお産サポーター(ドゥーラ)、ヒプノバーシング™講師、マッサージセラピストです。
妊娠、お産、育児、健康、環境、ホームスクーリングに関しての色々な情報や考えをシェアしています。

食材にこだわらないお店で外食する際は、出来るだけ肉は避けますが、ラムと魚(養殖でないもの)はオーストラリアでは比較的に安全なので、食べることがあります。

そのような場所で絶対に食べないのは鶏。

鶏はオーガニックでない限り、絶対に食べません。
というか、食べれない...

だって、アンモニアの臭いがするんですもの...

豚も放牧でないものは、アンモニアの臭いがして、食べれたものではありません。
臭いだけで、ウゲっと来ます。(スパイスを沢山使った場合は気にならないこともありますが...)

あとは、卵!

過去に、あるパーティーでゆで卵が出て来て、一口食べてみたら、アンモニアの臭いがすごくて、結局食べきれませんでした...
後から分かったのですが、Caged egg(閉じ込め式)の卵だったそうです...
想像しただけでも可哀想になってくる...

恐らく、このような肉や卵を普段から沢山食べているのであれば、気にならないのでしょうが、普段からオーガニックものを食べている人にとっては、違いがかなり分かると思うんです。

これについて先日、友人と「あるあるー!」と話していました。

その友人は、17歳まで100%オーガニックな環境で育った人。
100%オーガニックというのは...

ニュージーランドの森の中に住んでいた。
家には、電気、ガス、水道、一切なし。
水は100%雨水。
野菜、果物、肉等の食材は全て自給自足、或は、近所の自給自足している人から頂くもの。
もちろん、農薬や化学肥料等は一切使用しなかった。
プラスチック玩具やプラスチック道具等、プラスチックを触った事が滅多になかった。

電気もガスもなかったので、もちろん、テレビや冷蔵庫等の電気製品も一切なし。
夜になると、たき火やロウソクを使用。
移動は馬。最寄りの村まで乗馬で2時間程度。(自分達の馬、牛、ロバ、ヤギ等がいたそうです。)

そんな生活を生まれてから、17年間...凄過ぎます。(羨ましいぐらい。)

彼女が初めてオーストラリアに来て、肉を食べた時、すぐに感じたのが、アンモニアの臭いだったそうです。水道水も飲めなかったそうです。そして、空気の悪さにも驚いたそうです。

今では、気にならなくなったそうですが...

改めて、慣れって、凄いですよね。

たまに、外食で旦那がオーダーするgrain-fed beef(穀物で育った牛)のステーキを味見してみることがありますが、やっぱり、臭い。
それを普通に食べている旦那を感心してしまいます...汗

せめて、息子には、小さい頃から出来るだけ品質の良い食材に慣れてもらい、質の良いものと悪いものの違いが分かる人になって欲しいと感じます。

アンモニアの臭いがする肉 = 汚い環境で育った動物(糞や尿だらけの場所)


私は罪のない動物を、残酷な環境で育てることには大反対です。


残酷な環境で育っているけど、それでも食べたい、といのは消費者として無責任過ぎるように感じるのは私だけでしょうか?


聖書にも書いてありますよね。

「正しい人はその家畜の命を顧みる」(箴言12:10)

顧みる、の意味を調べると、「心にとどめ考える。気にかける。」ということだそうです。

同じく、箴言の12:10の後半に、

「悪しき者は(家畜の命を)残忍をもって、あわれみとする。」

と書かれています。

「残忍」の意味は、残酷なことを平気ですること。

もちろんですが、神様も、人間が動物を残酷に扱う事を良しとしないのですよね。


極端な話ですが、もし、この世で全ての家畜動物が残酷な環境である場合、つまり、手に入る肉が全て残酷な環境で育った動物のものであり、自分でも家畜動物を飼う事も全く出来ないのであれば、私はベジタリアンになっていると思います。
もちろん、ベジタリアンがヘルシーだとは思っていませんが、それでも、残酷な環境で動物が育てられる事、不健康な動物を食べないといけない事に比べたら、まだマシだと思うんです...


このような事等を息子に色々と感じてもらいたい、考えてもらいたい、と思いますね。

だから、動物園や動物を使うサーカス等にも行かせたくない、と私は感じています。

動物は、人間のエンターテイメントの為にいるものじゃない...

まぁ、旦那はまた違った考え方なので、私もある程度Flexibleでいれるように努力しますが...



なんだか、話がそれましたが、ふと思ったことを書き留めました。