赤ちゃんの心拍はもう聞いた?
エコーで確認した?
エコーでの予定日は?
性別調べる?
よくある質問ですよね。
妊娠する前から、健康オタク、お産オタクの私は、エコーについても、とことん調べ尽くしました。
結論から言うと、
「大きな医療的理由がない限り、超音波検査は受けない。」
です。
大きな医療的理由とは、例えば...
● 妊娠中に出血が続く。(可能性として、流産の前触れ、胎盤が子宮口を塞いでいる、子宮外妊娠、等)
● 子宮辺りに痛みが常にある。(可能性として、子宮外妊娠、流産の前触れ)
● 胎動が全く感じられなくなった。(これはまだ、早過ぎるので、私は感じられませんが。)
等、このようなトラブルがあるのであれば、エコーはもちろん受けますよ。
私の助産婦さんもエコーを勧めるでしょう。
でも、何も特に問題がないのであれば、必要ないと思っています。
奇形やダウン症の早期発見の為に、エコーを受ける方もいらっしゃいますが、私達は、赤ちゃんが奇形を持っていても、ダウン症を持っていても、順調に育っているのであれば、出産して、育てていきたい、と思っています。
重症な奇形や、内臓問題で妊娠途中で亡くなってしまった、或は出産後直ぐに亡くなってしまった場合は仕方がないですが、それでも生きるチャンスは与えたい、と思っています。
だって、せっかく命が作られたのですから。
無駄だった命なんて、ないと感じます。
宿った命は、全て意味がある、と強く思います。
たとえ、無脳症であっても、頭が2つあっても、5体満足でなくても、です。
なので、少なくとも、私達にとっては、これらを早期発見する必要がないのです。(そもそも、早期発見の正確さも100%ではないですからね。)
可能性があるかもしれない、と報告され、妊娠中に不安になるよりも、出産してからのサプライズ(ショック?)のほうを私は選びたいです。
妊娠中、出産中のメンタリティーは、お産を大きく左右しますので。
また、エコーで予定日を出す必要も全くないと感じています。
排卵日を明確に知っているのはこの私です。
そして、生理周期を正確に把握しているのも、私自身です。
エコーなんかで予定日を推測してもらう必要、全くないですわ。
もちろん、生理周期がかなり不規則な方や、最終生理開始日を把握していない方は、エコーで予定日を出すの良いと思いますよ。
性別も、サプライズが良いので、私たちはエコーで調べることはしません。
赤ちゃんの服等、性別が分かったほうがやりやすいでしょうが、こんな大きなサプライズ、嬉し過ぎて、やっぱり、その時に、「わぁ~お!女の子だ!」とか「わぁ~お!男の子だ!」というふうに、思いっきりサプライズしたいです♡ ワクワク度も上がりますね!
私達の理想としては、赤ちゃんが産まれたら、旦那が一番最初に性別を調べて、皆に発表する、ということです。
旦那は、出産にも大いに参加したいようで、せめて、赤ちゃんの性別を一番最初に発見するのは、自分が良いようです。(最初は、赤ちゃんを一番最初に抱っこするのは自分がいい、とか言っていましたが、これは私が即却下!!笑)
と、まぁ、エコーを受ける必要性を感じないのです。
必要性を感じないのに、受ける必要ある?
実際、ルーティンでエコーを検診受けたからといって、妊娠生活が良くなった、とか、出産が安産になった、という結果だった、というリサーチや証明は全くありません。
私の助産婦さんも、「エコーは各自の選択次第。エコーだけに限らず、全ての検査は、あなた達のチョイスよ。」と言ってくれています。
実は、私達、赤ちゃんの心拍さえも、まだ聞いていないのです。(多分、今後も聞く事はないと思います。)
通常、赤ちゃんの心拍は、ドップラーというスティックのようなもので聞く事が多いですが、これも一応エコー(超音波)なんですよね。
私の助産婦さんは、小さなラッパのような、木製聴診器を持っているのですが、これで心拍数を聞いてくれます。
彼女はドップラーも持っていますが、私が、出来るだけ使いたくない、ということを知っていますので、尊重してくれています。
もちろん、出産中のドップラー使用は気になりません。(乱用はしてほしくないですが。)
水中出産の場合は、木製聴診器なんて使えませんからね...(ドップラーは水中でもOK)
では、どうして、私はエコーを嫌うのか???
嫌う、というか、出来れば避けたい、という表現のほうが正しいですね。
エコーは超音波です。
超音波って、比較的新しい技術で、安全性がまだはっきりと分かっていないんですよ。
医療で使われるようになる前は、軍隊で使われていました。
海軍が、大量の超音波を海で使うと、不思議な事に、イルカやクジラが死んでしまう、という話を聞いた事がありますか?
超音波って、陸にいる者にとっては、聞こえませんが、水中にいる者にとってはかなり大きな音らしいです。
子宮内で赤ちゃんが聞く超音波もかなり大きな音だそうです。
例えると、地下鉄で電車が来る時の音量ぐらいなのだとか。
子宮内で超音波が鳴り過ぎるとと(特に赤ちゃんの耳元に直接当たるような状態が続く場合)、聴覚や脳の神経の発達にトラブルが発生する可能性もあり、だそうです。(まぁ、そこまで長時間エコーを当てることもないのでしょうがね。)
実際、赤ちゃんの脳がほぼ出来上がってからなら(妊娠後期の最後のほうなら)、エコーを受けてもいい、という意見の方も多くいらっしゃいます。
そして、超音波は、超音波が当たっている所の温度をあげる副作用があります。
Dr Sarah Buckleyによると、胎内の赤ちゃんにとっての温度上昇は2.5℃までが限度だそうですが、ドップラーの超音波による温度上昇は最高5.8℃までに及ぶ事もあるそうです。(特に骨は温度上昇が早いです。)
5.8℃って高過ぎません!??
特に脳なんかは、すぐに温まっちゃいますよ!
もう一つの副作用としては、「空洞形成」と呼ばれるもので、赤ちゃんの体内(特に脳)や胎盤に空洞が出来てしまうことです。
絶対になる、というのではなく、超音波で、この空洞形成が起こる可能性がある、というものです。
これは多分、エコーだけが原因ではなく、他の要因もあって、エコーが引き金になって、空洞形成が発生する、と言った方が正しいかもしれませんね。
また、ラットを使ったラボでの調査では、超音波が原因で、細胞分裂がおかしくなったり、脳神経がダメージを受けたりした、という結果もあります。
人間の場合では、可能性として(あくまでも、ある調査結果です。)、
流産
早産
赤ちゃんの低体重
言葉の発達障害(話し始めるのが遅い)
左利き
が挙げられています。
もちろん、妊娠中に数回だけで、別に長時間エコーをしていなかった場合は、このような可能性はかなり低い思われます。
でも、毎月エコー検診(またはそれ以上の頻度)、しかも、長~いエコー検診であれこれ調べる、というのであれば、要注意ですね。(日本はその傾向にありますよね。)
エコーの悪影響は出来るだけ避けたい。でも、せめて胎盤だけは、どこにあるのか知りたい、という方は、胎盤のみにエコーを当てる、という選択も出来ます。
この場合、前もってしつこく、胎盤の位置だけを調べて下さい、赤ちゃんにはエコーを当てないで下さい、と強く説明しておく必要があります。
最後に一言言っておきますが、私は決して、「超音波検診は絶対に危険です。」、と言っている訳ではないので、あしからず。(クレームメッセージ、お断りします。笑)
あくまでも、「安全性がまだ確定されていない、新しい技術である。」ということを言いたかったのです。
そして、超音波検査は、各自の選択であり、義務ではない、ということです。
私は、個人的に、必要でなければ、超音波検査を受けないと決めただけです。
そして、テクノロジーに頼らない事によって、直感が鋭くなるような気持ちにもなります。
もちろん、エコー写真で赤ちゃんの体や顔を見たり、モニターで動きを観察したり、するのは嬉しいと思いますよ。素敵なことだと思います。
でも、私は、個人的に、それらは、要らないんです。(変わり者ですからー。笑)
直感や、頭の中で、想像力を使って、目を使わず、赤ちゃんを「感じ取る」ということも楽しいですよ。
超音波よりも正確だったりして?!
余談ですが、一昔前までは、妊娠中のレントゲンは安全だと信じられていましたね。
妊娠中のレントゲンの安全性が確定されていなかったのに、「安全」だとされていました。
何十年も経って、やっと、妊娠中のレントゲンが実は大変危険なものであることがわかりましたよね。
超音波も、そんな感じだと思っています。
くりかえしますが、決して「大変危険なものだ!」、と言っている訳ではなく、現時点では、安全性が確定されていない。にもかかわらず、普及している、ということです。
ただ、今後も、妊娠中の超音波の安全性や危険性を調査するリサーチはほとんど行われないと思います。
理由は、お分かりですよね???