猫に対して親バカです。 | ドゥーラのりこ

ドゥーラのりこ

オーストラリア在住のお産サポーター(ドゥーラ)、ヒプノバーシング™講師、マッサージセラピストです。
妊娠、お産、育児、健康、環境、ホームスクーリングに関しての色々な情報や考えをシェアしています。

最近、よく考えること、心配することは、飼っている猫のこと。

猫を2匹飼っているのですが、その1匹(名前:チャスキ)が、生まれつきの障害を持っていて、成猫になってからは、ほとんど歩けない状態が続いているのですが、最近は、あまり歩かないからか、後脚の筋力も落ち、更に歩くのが大変になっています。(前足で這いつくばるのが精一杯。)

マッサージ、カイロ、針治療には定期的に行っているのですが、やはり、十分に歩かないと筋肉の劣化は早いです。

食べる時に、歩くのを少し手伝い、トイレの時には手助けし(手助けしないと、後ろに倒れてしまう。何度、自分のウンコに尻餅を付いたことか...)、そして寝る時間になると、ベッドによじ登れるように手助けする(手助けしないとドスーンと落ちる。)、事が日課となっています。

そして、毎日10分ほど、歩くトレーニングもしています。

頻繁に旦那と悲しい思いになりますが、本人も、悲しそうな目をすることが多く...

一人で寂しそうにボ~としたり...



もう一匹の猫(名前:マディ)に虐められたり...(背中をよく噛まれます。)



でも、唯一、ハッピーな時間は、夜、皆で一緒に寝る時。
大きく喉を鳴らして、気持ち良さそうに眠りにつきます。

そんな可愛いチャスキの姿を見ていると、親バカなりに、「歩けなくてもいい!ハッピーな時間が毎日あればいい!このまま一緒に暮らそうね!」という気持ちになるのです。

獣医は、未だにステロイド剤を勧めますが、カイロ、針治療、ホメオパシーの先生達は、ステロイド剤を飲むのは、寿命を短くするだけだから、このまま、頑張っていけば良い言ってくれていて、励ましになります。

強いステロイド剤で、症状を「ごまかす」ことは出来ても、原因を治す事は出来ないし、それよりも、腎臓、心臓、脳、ホルモン状態をおかしくしてしまう副作用が必ず出てきます。
ステロイド剤を使用する事によって、変な病気になり、その為に更にもっとステロイド剤を与えられ、若くして亡くなるパターンがほとんどなのだそう。

そして、獣医も認めていますが、ステロイド剤を飲んで歩けるようになるかは、分からない、と言っています。(じゃあ、何の為に飲ませたがるの?)
そして、獣医も、ステロイド剤の副作用の危険性は認めています。

そして、痛みを伴っているようにも見えないので、ステロイドを使う目的もないような気がしてなりません。


ちなみに、チャスキの持つ障害は、仙骨が極端に反り返ってしまっていることです。
子猫の時は骨も小さかったので問題なかったのですが、成猫になると、仙骨も大きくなり、支障が出るのだそう。尚、手術は無理とのこと。

この、骨の変形、というのは、母親猫の持つ卵子の遺伝子、或は、父親猫の精子の遺伝子に問題があったかもしれない、という説と、母親猫が妊娠中に十分な栄養を得られなかったことが原因、という説があります。(今、思い出せば、母親猫の餌はドライフードでした。父親猫は野良猫だったそうです。妊娠させる予定だったのであれば、もっと栄養素の高い餌を与えて欲しかったなぁ~。)

妊娠前及び、妊娠中の栄養って本当に重要だなぁ~、とつくづく思わされます。

障害を持つチャスキを見て、可哀想~可哀想~と思っていると、本当に「可哀想な猫」になてしまうような気がするので、私は出来るだけ、前向きに考えるようにし、「大丈夫、大丈夫、今のままのチャスキが大好き!出来る範囲で頑張ろうね~。」と言っています。そして愛情をたっぷり注いであげるようにしています。

最悪の場合、一生歩けなくても、そのままでいいのです。
トイレも手伝ってあげるし、夜も一緒に寝てあげたいし、美味しい食べ物も毎日与えたい。(チャスキは食べるのが大好き。)

将来、寝たきりになっても、無条件の愛情を注いであげるし、自然に亡くなるまで、面倒を見ていきたい、と思っています。