今晩の夕食は、グリーンスープ。
私が販売しているビタミンKハーブティーでおなじみのネトルの葉をたっぷりと使っております。
これが生のネトルの葉↓
うちの旦那曰く、イギリスではネトルが雑草のようにどこにでも生えまくっているそうです。
生のネトルは小さな針が沢山ついているので、扱いに要注意ですよ～！
私はゴム手袋をして切ります。
過去に素手で切ったら、とんでもないことになりました。
刺さった針は小さくてなかなか取り抜けないし、針にちょっとした毒があるのか、ジンジンと２～３日間ほどかゆ痛かったです。（少し赤くなりましたし。）
本当に小さな柔らかい針なのに、すごい力だなぁ～と関心しましたよ。
そういえば、アンデルセン童話の「白鳥の王子」の物語では、御姫がネトルの茎から糸を作り、服を編むという場面がありますが、「ネトルの針で手が腫れ上がってしまっても頑張って作りました。」とありますね。（子供相手の仕事もしていますので、絵本には詳しいですよ、私。）
グリーンスープには、ネトル以外にも、ケール、パセリ、コリアンダー（根っこも入れました）、青ネギもぶち込みました。（でも、ネトルの量を一番多くしました。）
作り方はシンプルです。
最初に玉ねぎとニンニクをギーでいためてから、緑ものを全てを入れます。
大きなお鍋で多めに作る事をお勧めします。
野菜がなんとなく柔らかくなったら、ストック液をどぼどぼ入れて、煮ます。
今回は子豚の頭のストック液を入れましたよ。
もちろん、オーガニックの子豚の頭をゲットして自分でストックを作りました。
何時間もかけてストックを作った後の、子豚ちゃん↓
写真では耳を切った後ですが、耳、鼻、皮、顔全体の肉、舌、脳、等、全て他のお料理で使い、美味しく、ありがたく頂きました。（ちなみに、オーガニックの子豚ちゃんの頭、たった１０ドルです。）
ストックはいろいろな動物のものを手作りし、常に冷凍庫で保存しています。（小さめのガラス瓶に入れると便利です。）
冷凍しているストックは使いたい時に解凍するだけです。（電子レンジがない我が家では解凍するのに数時間かかりますが．．．）
ストックを入れて煮込んだ後は、既に茹でていたライ豆（Lima beans）を入れました。
豆は、どんな豆でも美味しく出来ますが、緑色を目立つようにするには、白色の豆がお勧めです。（豆も色々な種類の豆を茹でて、冷凍庫で保管しております。）
豆の代わりにジャガイモを使いたい方は、緑野菜と一緒に入れて、ストックで煮込んで下さい。
ハンドブレンダーでクリーミーにして出来上がり。（塩こしょうで適当に味付けします。）
クリームとオリーブオイルをたっぷりかけて食べるのが私の好みです。
いつもながらですが、材料の量は適当に、その時ある物で。
ネトルやケールは、冬になるとよく出回る緑物ですが、鉄分、葉酸、抗酸化物質がたっぷり含まれています。
炒めても美味しいですが、動物性のストックを使って温か～いスープにすると、芯から温まり、美味しいですよ。
冬は、体温を上げる必要がありますので、動物性のもを積極的にお摂り下さい。
動物性のものは、私達の体内で燃料となって燃えてくれます☆
冷え性の方は特に！