滅多に買わないパイナップルですが、先週、久しぶりにパイナップルを購入。
パイナップルは、消化器官にも、お肌にもとっても良いのですが、かなり「陰」である為、体温を下げる効果もあるので、食べ過ぎに注意ですね。
シドニーは最近、雨ばかりで、また寒くなってしまったし...
何でも、すぐに捨てるのが嫌いな私。
特に無農薬なものは、使える所は、最後の最後まで、大切に使い切ってから、捨てたいものです。
パイナップルの葉と皮も最後まで使い切ります!
トゲトゲしたパイナップルの葉(あの部分、「葉」っていいます?茎?)は、水を入れた小さなな容器に入れると、ちょっとした観葉植物に!
緑の少ない私のアパートでは、立派な癒しになります。
短くても、1週間はしっかりとしていますよ。
ただの葉ですが、すぐに捨てないで、緑のエネルギーを頂いて、たまに話しかけたりもしている私。
葉も喜んでいるかしら...?(植物に話しかけるのって大事ですよ~)
パイナップルの皮もすぐには捨てません。
せっかく、無農薬で大切に育てられたものなのですから、最後の最後まで...
純水に浸けておいて(水道水ではダメなんです...)、
布を被せて、直射日光の当たらない所に、3~5週間放置すると、皮に付いている糖分が勝手に発酵し、アルコールに、そして最後には、アルコールが酢に変身して...
パイナップルビネガーの出来上がり。
厳密に言うと、パイナップルの皮ビネガーですね...
このビネガー、パイナップルの皮だけでも出来ますが、バジルや唐辛子等のハーブやスパイスを入れても美味しく出来上がります。
皮にしっかりと糖分と酵素が付いているので、あえて砂糖は入れません。
勝手に酸っぱくなってくれます。
中南米やカリブ海地域では、よくこの方法でパイナップルビネガーが作られています。
(注意: 農薬の付いた皮で作るのは危険なので、やめましょう...)
十分に酸っぱくなったら、ボトルに入れます。
もともとはアップルビネガーが入っていたボトルに「Pine」を付けたよ!
このパイナップルビネガー、お肉を柔らかくする効果もあるので、マリネに使ったりもしています。
隠し味として、スープに入れたりもしています。
使い切った、皮は...
他の生ゴミと一緒に、ボカシのバケツに入れて、3週間発酵させて、それから土へ埋めます。
このボカシのお陰で、生ゴミが、また土となります。しかも、栄養たっぷりの土に
自然のパワーに感謝ですね~。