NHK FM《古楽の楽しみ》

本日(2025年6月18日)放送分は

「シェークスピアと音楽」と題し

シェイクスピアの作品に基づく

同時代の作曲家たちの特集でした。

 

半分うつらうつらしながら聴いてて

途中で寝落ちしたんですけど

冒頭でパーソナリティー有田栄の

就任挨拶があったことと

最初の楽曲の演奏が

フィリップ・ピケット指揮

ミュージシャンズ・オブ・ザ・グローブ

(グローブ座の音楽家たち)

というのは耳にとめておりました。

 

そこで思い出したのが

そういえばつい昨日

CDの棚をあさった時

《シェイクスピアの音楽》

というCDを見かけたなあ

ということでして

もう一度あさり直してみたところ

出てきたのがこちらのCDです。

 

ピケット指揮《シェイクスピアの音楽》

(ユニバーサル ミュージック

 PHCP-11202、2000.6.24)

 

録音は1995年4月で

原盤はフィリップスから

1997年10月に

リリースされたものです

(規格番号は 446 687-2)。

 

《古楽の楽しみ》公式サイトで

本日かかった曲を確認してみたら

ベースになっていたのは

オワゾリール盤 L'Oiseau-Lyre

(企画番号 482 8555)

のようでしたけど

かかった曲は全て

ユニバーサル盤にも入ってました。

 

ということは

フィリップス盤が

オワゾリールから

再リリースされた

ということでしょうか。

 

 

久しぶりに

引っ張り出して見てみたら

キャップ(タスキ、オビ)にもある通り

ミュージシャンズ・オブ・ザ・グローブの

関連CDから抄録した

ボーナスCDが1枚ついてまして

なるほどそれで買ったのか

と腑に落ちた次第です。

 

珍しく新譜で買った

と記憶していますが、それは

おトク感に釣られたわけですね。( ̄▽ ̄)

 

 

ミュージシャンズ・オブ・ザ・グローブ

(グローブ座の音楽家たち)というのは

キャップ裏の説明によれば

1997年に

シェイクスピア専用劇場

ニュー・グローブ座が再建され

音楽監督として招聘されたピケットが

その専属楽団として結成したもの

ということのようです。

 

それ以来、現在までのうちに

楽団がどうなったのかは

分かりませんけど

CDは7枚出たようです。

 

ただし邦盤が出たのは2枚のみ。

 

その意味では、抄録とはいえ

他の収録曲が聴けるのは

ありがたいことです。

 

ただし

今回メインの

《シェイクスピアの音楽》まで

抄録しているのは

間抜けな感じもしないではなく

その分、他のCDからの収録曲を

増やしてほしかった気がします。

 

ピケット指揮《シェイクスピアの音楽》ボーナスCD

 

ライナー小冊子の解説は

パーセルの解説や

《ディドーとエネアス》台本の

翻訳でもお馴染み

佐藤章です。

 

演奏者は

指揮のピケット以外

知らない人ばかりなのが

こちらの教養のなさゆえとはいえ

ちょっとびっくりでした。

 

ライナー小冊子を見ていると

リュートの Jacob Heringman が

ェイコブ・ヘリングマン

と誤植されているのに

気づきましたけど

《古楽の楽しみ》公式サイトでは

ちゃんと「ェイコブ」になってます。

(そらそーだw)

 

 

放送でかかりながら

本盤には未収録の4曲は

そのうち入手できることを期待して

とりあえず久しぶりに

本盤を聴いてみようかな

と思っています。

 

聴き逃し配信がない回だけに

CDを入手済みだったのは

実にラッキーでした。