1972年の今日
11月25日は
アグネス・チャンの
『ひなげしの花』が
リリースされた日になります。
ということで
お祝いがてら
手もとにある1枚をご紹介。
といっても
『ひなげしの花』ではなく
同曲のカラオケを含む
1枚なんですけど。
『わたしの歌をうたってください
アグネス・チャン
オリジナル・カラオケ集』
(ワーナー・パイオニア L-4016W、1976.4)
ジャケット表や
タスキ(オビ)を見た限りでは
どこまでがタイトルなのか
はっきりしないんですけど
ジャケ背は上掲の通りに
なっていますので
それに準じました。
収録されているのは、いわゆる
ガイド・メロディー付きのカラオケで
演奏は、ライナーに
ワーナー・パイオニア・オーケストラ
と記載されています。
タスキ(オビ)には
「全楽譜付」と
謳われていますが
これはシングル盤の
ジャケ裏(歌詞カード)に
掲載済みのものを
流用したものでしょう。
最近になって
紙ジャケ仕様で復刻されている
一連のアルバムには
ボーナス・トラックとして
inst ver. ないし instrumental
すなわちカラオケが
収録されているものもあります。
その inst ver. のうち
(inst ver. / with melody)
(instrumental with melody)
(inst with melody)
などと表示されているものが
今回のアルバムに
収録されているものだと
思われます。
これまで
「ひなげしの花」(『ひなげしの花』)
「妖精の詩」(『花のように 星のように』)
「草原の輝き」(『草原の輝き』)
「美しい朝がきます」(『あなたとわたしのコンサート』)
「愛の迷い子」(『小さな恋のおはなし』)
「白いくつ下は似合わない」(『はじめまして青春』)
が、上掲カッコ内の復刻盤CDに
ボーナス・トラックとして
収録されてきました。
LPレコードの方には上記の他に
「小さな恋の物語」
「星に願いを」
「ポケットいっぱいの秘密」
「恋人たちの午後」
「はだしの冒険」
「冬の日の帰り道」
が収録されていますので
まだまだ持っている価値は
(探す価値も?)
ありそうですね。
こちらは
ジャケ表・右肩の
「見本盤」という
シールからも分かる通り
リリース当時購入したのではなく
どこだかのディスクユニオンで
見つけたのだと思いますが
もしかしたら
レコファンだったかも。
アイドルの本人歌唱抜きの
カラオケ集というものを出して
どれだけ需要があったのか
分かりません。
アグネス以外にも
こういう企画盤が
あったのかどうかも
寡聞にして知りません。
でも
ディスコグラフィー作成上は
こういうのも
抜かせないのが
悩ましいところなのでした。
ちなみにカラオケ集は
SMS RECORDS レーベルでも
出ています。
それについては
いずれまた。