昨日は結局
月曜日校舎必着の
採点を終えるのに
今朝の7時ごろまで
かかってしまいまして。
それから仮眠をとり
『トロピカル〜ジュ! プリキュア』と
スーパーヒーロータイムを観て
朝食をとってから
塾のイレギュラーな会議のため
四ツ谷まで行ってきました。
帰りに新宿を通りかかるので
久しぶりに紀伊国屋書店と
ディスクユニオンに
寄ってきた次第です。
ディスクユニオンの
新宿クラシック館は
以前は紀伊国屋書店の上に
あったんですけど
いつの間にか
隣のビルに移っていて
ちょっと彷徨してしまった
という。( ̄▽ ̄)
以前も
紀伊国屋書店の隣のビルに
入っていたんですが
そちらが改装するので
書店に間借りしてた
という感じなんですかね。
書店の上にいた時より
狭くなったような気がしますが
店内が落ち着いた雰囲気に
なったようにも思います。
そこで見つけたのが
ミカラ・ペトリがリコーダーで
ヴァイオリン・パートを演奏する
ヴィヴァルディの《四季》でした。
『リコーダーの四季』
(BMGビクター R32C-1121、1988.2.21)
競演は
チェンバロのジョージ・マルコムと
ギルドホール弦楽アンサンブルで
1987年7月13~15日の録音です。
《四季》の他に
リコーダー協奏曲 ハ長調
RV443 を併録。
ギルドホール弦楽アンサンブルの
メンバーについての情報は
いっさい載っていませんが
モダン楽器での演奏でしょう。
チェンバロも
マルコムが愛用していた
トーマス・ゴフ製作の
モダン仕様の楽器だと思います。
上にも書いた通り
リコーダーが
ヴァイオリン・パートを
演奏しているわけですけど
すごいのは
移調せずに演奏していること。
だから、ということも
あるのかないのか
〈春〉の第1楽章なんかは
鳥の鳴き声のように聞こえて
季節と音がマッチしている
という感じがしますけど
中には違和感を覚える季節が
ないわけでもなく。
ただし
〈冬〉の第1楽章
アレグロ・ノン・モルト
(快活に、速すぎず)は
美しいです。
春告げ鳥が鳴いてるみたい
とでもいうか
もうすぐ春が来るかも
という気にさせられて
やっぱり鳥の鳴き声を
イメージさせられるわけですけど。
それにしても
速いパッセージは
どうやって吹いてるのか
よく指が動くなあ
といった感じ。
目も眩まんばかりの超絶技巧に
圧倒されること請け合いです。
ちなみにペトリは
2005年になって
トーマス・ダウスゴー指揮
スウェーデン室内オーケストラと
再録音しています。
そちらを購入して
聴き比べたいような気もするし
これだけで充分なような気も
しないわけでもなく
悩ましい……。
CDには
前の持ち主が
雑誌かフライヤーからでも
切り抜いたものらしい
ペトリのポートレイトが
挿まってました。
よほどのペトリ推し
だったんでしょうかね。(^ ^)