(BRIDGE-324/5
[WQCQ-828/29]、2021.5.15)
ブリッジからリリースが始まった
アグネス・チャンの復刻盤シリーズは
まず最初にライブ盤LPが3枚
同時に発売されたわけですが
そのうちの1枚です。
CD化されるのは今回が初めて。
本盤は
いわゆる引退コンサートを
まるっと収めた2枚組なわけですが
リリースされた当時に購入し
それこそ擦り切れるほど
聴いたものでした。
そのため手もとのレコードは
音跳び(針跳び)するところもあり
大学院時代に友人の好意で
音飛びを極力避けるようにして
(アームに圧を
かけたのではないかしらん)
カセットテープに
落としてもらったりも
したのでした。
今ではカセットテープ自体
再生する機械がないこともあり
再生する機会もなく
CDで手軽に
いい音質のものが聴けるのは
やっぱり嬉しい。
待望の1枚なのでした。
CD盤は2枚組ですが
原盤も2枚組で
落としてもらったカセットも
2本になりました。
意外にも、それくらい
長時間録音だったことを
今回初めて(久しぶりに?)
意識させられました。
CDで
レコード1枚の両面を
ひっくり返さずに
一気に聴いたりすると
かなり充実感がありますね。
DISC 2は
持ち歌であるシングル曲の
メドレーとなっているので
なおさらです。
実際のコンサートは
どれくらいの尺だったのか
気になるところなんですが
新規解説にはどこにも
書いてありませんでした。
レコード2枚目の
持ち歌のメドレーに入ると
途中でアグネスが感極まったのか
何度か歌声を途切れさせます。
その時に会場の女性ファンが
頑張ってーっ!
と声をかけるているのは
かなり印象的ですね。
(実は忘れてたんですけどw)
あと、今で言えばヲタに当たる
親衛隊的な男性ファンたちの掛け声も
すごいというか、懐かしい。
この当時、会場にいたファンたちは
今はどうしているんだろうと考えると
感慨深いものがありますね。
前に当ブログで
このライブの
フィルム・コンサートなるものを
観たことがあると
書きました。
実をいえば
フィルム・コンサートの映像との
2枚組(3枚組?)での復刻を
期待してたんですけど
残念ながらそれは叶わず。
でも、将来
何が起こるか
分かりませんからね。
ちょっと期待したい。
なお、鈴木啓之の解説は
紹介した時にも書いた通り
カバーしている洋楽の
オリジナルが分かるので
助かります。
本盤で特に印象に残っている
洋楽カバー曲といえば
マイケル・ジャクソンの
Ben(1972)だったりします。
映画『ベン』(1972)の
テーマだと知った時には
「おお、これが、あれか」
と思ったりしたものでした。
映画の方は、いまだに
観てないんですけどね。(^^ゞ