『おジャ魔女どれみ公式ヒストリーブック』

(講談社、2020年10月29日発行)

 

奥付のタイトル表示は

同じ活字の大きさで

「おジャ魔女20周年記念

 おジャ魔女どれみ公式ヒストリーブック」

と2行書きになっていますが

1行目はいわゆる角書きでしょう。

 

2行目の下に

活字の大きさを少し下げた

「TVシリーズから映画『魔女見習いをさがして』まで」

という副題が付いています。

 

著者表記は

東映アニメーション監修

講談社編。

 

 

Amazon で予約しておいたものが

昨日、届いたので

さっそく中身を確認。

 

映画の内容紹介や

キャスト インタビューなどは飛ばして

キャラクター ファイル、

MAHO堂のキャスト インタビュー、

スタッフ インタビューなどに

目を通した次第です。

 

MAHO堂の各キャラクターの

編集部選のベスト エピソードの他に

各キャストが推す

ベスト エピソードが載っていて興味深い。

(特におんぷちゃんが)

 

 

ちなみに成長したハナちゃん

巻機山 花[まきはたやま はな]を演じた

大谷育江へのインタビューはなく

編集部選のベスト エピソードの紹介も

ありません。

 

今回の映画に

絡まない(出演しない)から

かもしれませんが

それってどうよ

とか思ったり。

 

 

テレビ版と映画版の全ストーリーが

カラー スチール付きで

簡単に紹介されているのは便利。

 

ラノベ版を企画担当した

編集者のコメントがあるのは

さすが講談社だけのことはあり。

 

『おともだち』『たのしい幼稚園』

『テレビ絵本』『シール絵本』の

各表紙や付録の紹介があるのも

さすが講談社だけのことはあり。

 

たかなし♡しずえ描くところの

『なかよし』掲載のコミカライズ最終回

(『ドッカ〜ン』の最終回)を

紙上復刻しているのも

さすが(以下同文)。

 

ただし、復刻誌面の

ノドの処理が不自然で

まんが自体が読みにくいのは

どうにかならなかったものかと。

 

 

ちょっと驚いたのは

ラノベ版の作者でもある

栗山緑のペンネームが

グレアム・グリーンちなむ

ということ。

 

それと

関弘美プロデューサーが

ロアルド・ダールの

「奇妙な味」系の作品が好きで

企画を練っている時に参考にした1冊は

ダールの『魔女がいっぱい』であることも

ミステリ・ファン的に

ツボな情報でした。