(集英社マーガレット コミックス、2020.3.30)
4月1日は春期講習のため
雨が降るなか横浜へ。
ちょうど『カードキャプターさくら
クリアカード編』第8巻の発売日で
ネットで注文し忘れていたため
有隣堂書店のコミック売場に
立ち寄ってみたところ
新刊コーナーに平積みになってました。
本シリーズに関しては
新刊書店で見かけたとき
初めて出たのを知ることが多いので
こんなご時世の折から
たまたま出掛けた時に出会えて
我ながらラッキーでした。
サブタイトルは
「あの日のローズティー」ですが
それに対応するエピソードはなく
全体のイメージタイトル的なものかと。
今回、知世ちゃんの叔母さん
的場ゆりこの会社の後輩で
ネットに小説を発表している
小庭[こば]という女性キャラクターが
3話続けて登場しています。
3作目に登場した際は
「木庭」表記だったし(p.56)
新レギュラーかどうか
3話だけでは何ともいえませんが
読み続けている人間にとって
楽しみがひとつ増えた感じで
嬉しいことです。
亡くなった
知世の母をめぐるエピソードが
2編ほど入っているのも
近年では珍しいかと。
父親の的場信吉が
若いころ、どういう男だったか
大学時代に付き合っていた
女性の視点から
また、若いころの
ゆりこの視点からも
捉えられているエピソードがあり
それらも珍しい感じがします。
また
最初のエピソード
「ピクニック タイム」と
最後の「フェアリー ドア」の両方に
知世がドングリを拾うコマがあって
面白い偶然だなと思ったり。
ネタ割りになるので詳述しませんけど
例によって、現実と幻想が交叉する
ジャック・フィニイ風味の話も多く
そんなこんなで
あっという間に読んじゃいました。
第7巻が出たのは
去年の4月末ですから
また1年近く
待たされるんだろうなあ。(´(ェ)`)
ちなみに
1988年に刊行された
現在の Cocohana ver. まで
全巻、デジタル配信で購入でき
読めるようになったようです。
不要不急の外出を控えていて
なにか面白いまんがはないかな
と思っている方がいらしたら
チョーおススメですので
ダウンロードされてみては
いかがでしょうか。