本日は採点済み答案を届けに立川へ。

 

例によって

答案を届けたあと

ディスクユニオンに立ち寄り

目に入ってきたのが、こちら。

 

『オレンジの地球儀』CD

(NECアベニュー NACL-1507、1992.11.21)

 

レーベルは FAIRLAND、

NECアベニューは発売元で

販売元は日本コロムビアになります。

 

 

『オレンジの地球儀』は

クレヨン社のファースト アルバムで

実はアナログ盤でも

持ってたりします。

 

『オレンジの地球儀』LP盤

(NECアベニュー N28U-2003、1988.7.21)

 

このアナログ盤は、確か

下北沢のディスクユニオンで

見つけたんだと思います。

 

USB経由でPCに落とそう

と思って買ったのでしたが

アナログ プレーヤーの調子が悪くて

先延ばしにしているうちに

けっきょく中古CDを

買ってしまったという。(^^ゞ

 

実をいえば

以前、当ブログで紹介した

セカンド アルバム

『地球のうた』(1989)も

アナログ盤で見つけられれば

と思っていたのでしたが

そちらはそちらで

先にCDを見つけたわけなのです。

 

 

アナログ盤と同じ内容なので

トータル タイムは35分ほど。

 

Wikipedia によれば

全9曲中3曲が

タイアップ曲のようです。

 

NHK総合テレビで放送された

『まんがで読む古典“雨月物語”』(1990)

エンディングテーマのひとつ

「辻ヶ花浪漫[ロマンス]」は

タスキ(オビ)に書かれている

1987年の AXIA MUSIC AUDITION で

グランプリを受賞した曲でもあります。

 

いわば出世作ですね。

 

琴や尺八を使用し

わらべ歌風の児童歌唱が挿入される

和のテイストが印象的な1曲。

 

他に1曲目の「痛み」が

ビデオアニメ『エンゼルコップ』

(1989〜94)の

エンディングに使われたのだとか。

 

 

3曲目の

「かぎ と りぼんのはなし」は

1987年に

リットーミュージック

第5回オリジナルテープコンテスト

(というものがあったらしい)

奨励賞を受賞しています。

 

メジャー デビュー曲

というわけではありませんが

クレヨン社の第1弾

という扱いになるかも。

 

SEなどを駆使して

なかなか凝っているというか

前衛的にも感じられる1曲です。

 

 

最後に収録されている

「航海図のない船」のBGMは

パッヘルベルのカノンでした。

 

おやおや。

 

 

全体としていえるのは

柳沼由紀枝の声が

実に耳に心地よいということ。

 

楽曲が醸し出すテイストが

自分の知っている範囲でいえば

谷山浩子にも似て

「全く新しいサウンドなのに、

 なつかしい感動がよみがえる」

というタスキ(オビ)の惹句は

まさにぴったりという感じ。

 
 
ちなみに
アナログ盤のタスキ(オビ)裏には
FAIRLAND レーベルの
趣旨っぽいことが
書かれていましたので
何かの参考になればと思い
以下に掲げておくことにします。
 
『オレンジの地球儀』LP盤タスキ裏(一部)
 
それにしても
NECアベニューは
このレーベルから何枚出して
音楽事業から撤退したんでしょうね。
 
こういう資料を見ていると
ついつい、そんなことが
気になったりするのでした。
 
 
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