以前にも書いたかと思いますけど
自分が定期的に買っている唯一の雑誌が
『ハヤカワミステリマガジン』です。
先日
9月25日発売の11月号を買ったら
表4(裏表紙)の柱にある定価表記が
以下のようになっていました。
これにはびっくり。
単行本のように
「本体1200円+税」で
いいような気もするんですけど
ずっとこんな表示でやってきたから
すぐには変えられない
ということなんでしょうか。
他の雑誌がどんな表記になっているのか
定期講読している雑誌はないので
分からないのですけど
増税を強く意識させられますね。
ちなみに11月号の表紙はこちら。
(早川書房、2019年11月号、64巻6号)
海外文学の老舗である早川書房から
時代ミステリに特化しているとはいえ
時代小説専門レーベルが出るということが
久々の新レーベルということ以上に
読書人の一部で話題になっているようです。
下は、とりあえず駆け込みで買ってきた
創刊3冊のうちの1冊
稲葉一広の『戯作屋伴内捕物ばなし』ですが
(ハヤカワ時代ミステリ文庫、2019.9.15)
装幀はハヤカワ・ミステリ文庫と
特に背表紙が、そっくり
といってもいい感じなので
そのうち海外の時代ミステリも
入ってくるのかしらん、とか思っていたら
よくよく見ると背表紙の分類番号は
「JA-1394」となってますね。
カバーを外した本体・左上のロゴも
JA のロゴですから
ハヤカワ文庫JA のレーベル内レーベル
という扱いのようです。
それはともかく
『戯作屋伴内捕物ばなし』は
オビの「不可能犯罪捕物帳」という惹句に
そそられるものがあります。
こちらの期待通りかどうか
読み終えてから機会があれば
感想を書いてみたいと思います。