『LIFE』シングルレコード盤

(ポニーキャニオン 7A0891、1988.8.31)

 

本日、8月20日は

アグネス・チャンのバースデイです。

 

というわけで

何かアグネス絡みの記事を書こうと思い

いろいろと考えた結果

最後のシングル レコードとなった

『LIFE』を紹介することにした次第。

 

 

手許にある盤は

いつだったかは忘れましたが

池袋のディスクユニオンで

見つけたのだと思います。

 

サンプル盤なのはいいんですけど

ジャケ左側に

レコード店(?)が貼ったと思しき管理シールを

剥がした痕のあるのが痛々しい。(´;ω;`)

 

 

前作『Thanks マイ・フレンド』(1986)から

2年後のリリースとなる

34枚目のシングル。

 

1986年の出産に伴い

休業していた芸能活動を再開し

事務所も渡辺プロダクションから

ポニーキャニオン移籍した後の

最初のシングルとなります。

 

 

表題曲の「LIFE」は

飛鳥涼の作詞・作曲。

 

編曲は矢賀部竜成で

歌詞カードには編曲者名の下に

「演奏:THE ALPHA」 と

演奏者がクレジットされています。

 

この THE ALPHA

Wikipedia に項目が立っており

編曲の矢賀部竜成が

シンセサイザーと

マニピュレーターを担当する

メンバーであることが分かりました。

 

その関係ということですね。

 

本曲が採録されている

『アグネス・チャン ベスト セレクション

〜メランコリー』の

 

『ベスト セレクション 〜メランコリー』

(日本クラウン CRCP-20242〜243、2000.5.24)

 

アグネス本人が楽曲解説した

ブックレットの中には

 

 いつだって やさしさは

 哀しい人から 先に生まれたね

 

という歌詞が好きだといい

ボランティア活動を通して

いつも思うことだと書いてあります。

 

また

「今の自分の年齢では説得力がない」から

「60歳になったらもう一度歌いたい」

とも書いてありますが

実際に歌われたのかどうかは

寡聞にして知りません。

 

 

カップリングの「可愛いキミ」は

美齢 作詞・作曲、

すなわちアグネスの自作曲で

自分の子どもに対するサンクス・ソング

というジャンルがあるかどうか

分かりませんけど

そういう歌です。

 

『アグネス・チャン CD・BOX』の

 

『CD・BOX』シングルコレクション Vol.4

(ビクター エンタテインメント

 VCS-1025〜30、2002.12.18)

 

合田道人による解説によれば

ライブ会場では

「キミ キミ キミ キミ キミ キミ キミ キミ」

というサビのフレーズ部分で

ファンが大合唱するという

パフォーマンスがあったのだとか。

 

まあ、テンポが良くてノリやすい

印象的なフレーズですからね。

 

 

「可愛いキミ」の編曲は戸塚修で

本盤リリースの前年に

近藤真彦の「愚か者」によって

第29回日本レコード大賞編曲賞を

受賞しているのだとか。

 

Wikipedia に項目が立っており

参加作品のリストを見ていると

『世界忍者戦ジライヤ』(1988)

『電光超人グリッドマン』(1993)

『ブルースワット』(1994)

とかが目に入ってきて

びっくりしました。

 

 

ちなみに自分の知る限り

ポニーキャニオンから出たシングルは本盤と

次の『好きになってもいいですか』(1992)

のみではないかと思います。

 

『好きになってもいいですか』は

最初からシングルCDとして

リリースされたわけですけど

本盤の場合

CDシングル盤と

シングルカセット版が

同時発売されました。

 

つまり

最後のシングルレコードであると同時に

最初のシングルCDでもあるわけですが

シングルCDの方は

いまだに見たことがありません。

 

短冊形の8㎝CDでしょうから

運に恵まれないかぎり

入手は難しそうです。(´・ω・`)

 

 

なお、CD音源自体は

上掲の『メランコリー』と

『CD・BOX』の

「アグネス シングルコレクション Vol.4」に

収録されています。

 

ただし

カップリングの「可愛いキミ」の方は

『CD・BOX』にしか

収録されていないようですね。

 

 

例によって長々と書いてしまい

最後になっちゃいましたが

Happy Birthday to Dear Agnes,

Happy Birthday to You.

 

 

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