『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!』は
2002年2月3日から翌年1月26日まで
全51話が放映されました。
そのガイドブックとして
スタジオDNA というところから
『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!
マジカル キャラクターブック』が出たことは
前回、ご案内の通りです。
その際
『マジカル キャラクターブック』には
第26話までしか放映リストが載っていないが
同じ版元から完結編は出ておらず
別の社から出たと書きました。
その別の社から出た本が
今回ご紹介の
『おジャ魔女どれみドッカーン!
ビジュアル・メモリー』です。
(旭屋出版、2003年4月4日発行)
旭屋出版ANIME FILM BOOK の1冊。
番組タイトルのロゴは
「ドッカ〜ン!」ですけど
書籍での表記は、背表紙・奥付とも
「ドッカーン!」となってます。
ムックの叢書名も奥付では
「アニメ・フィルムブックス」と
カタカナ表記になっていることを
付け加えておきましょう。
こういう表記の揺らぎは
ほんと困りものなんですが
それはともかく。
本のサイズは
マジカルガイドを横にして
ふたつ重ねたくらいの大きさで
80ページ中64ページが
カラーページになってます。
最初に
PRE STAGE として
『も〜っと!』のストーリーを
簡単におさらいしたあと
無印のころのスチールも交えながら
おジャ魔女の各キャラクターが
紹介されていきます。
大判フルカラーで紹介されるので
見ているだけで楽しくなりますね。
カラーページの最後には
「思い出宝箱」として
リリースされたソフト類が
紹介されているんですけど
PC SOFT も紹介されているのが貴重。
対応OS は Windows95 以上でして
自分が使っているのは Mac だったし
お値段も張るということもあり
買ってはいませんけど
当時のこの手のソフトは
今ではOSのバージョンが古くて読めない
というのは、アニメ グッズあるある。( ̄▽ ̄)
初回限定5000本には
バッチとカードゲームが
付いていたそうですから
それ目当てで買った人もいるかしらん。
それらは、今となっては
まさに「お宝」ですね。
モノクロページは
「おジャ魔女設定画廊」と
「スタッフ&サブタイトルリスト」の
2本立て。
vo がメイン キャストだけなのが
ちょっと寂しい。
旭屋出版は、本書以前に
『も〜っと! おジャ魔女どれみ
マジカル・メモリー』という本も
出しています。
(旭屋出版、2001年12月21日発行)
メイン タイトルは
『も〜っと!』ですけど
無印と『♯』も含めて
注目ストーリーや
名場面・名言を紹介していく
という構成。
総ページ数の72ページが
すべてオールカラーで
アニメ・フィルムブックスという
叢書名にふさわしい作り。
出た当時は
放映リストなどのデータの類いが
まったく載っておらず
それが不満でしたけど
関連本だ、しょうがねえ!
という勢いで買ったものでした。
ところがその同じシリーズから
『ドッカ〜ン!』の
『マジカル キャラクターブック』完結編
ともいうべき本が出たわけで
そうなるとやっぱり
買っといて良かったとも思うわけです。
あんまり開かなかったですけどね。(^^ゞ
ちなみに
この2冊の構成・編集は
TARKUS(タルカス)ではなく
南波健一郎と樹想社というところが
担当しています。
樹想社というのは
他の企画にも関わっているのかどうか
アニメ関連は詳しくないので
知りません。
版元の旭屋出版は
現在、料理と食の本を出している
同名の出版社と同じなのかどうかも
不詳です。
同じだとしたら
すごい転身だと思いますけどね。