エミリー・シモンのアルバム
『草木の如く』を紹介した際
スタジオ・アルバムの第2弾と書きましたが
わざわざスタジオ・アルバムと付けたのは
『エミリー・シモン』(2003)と
『草木の如く』(2006)の間に
映画のサントラ盤が出ているからです。
それが今回紹介する
『皇帝ペンギン』(2005)です。
(ユニバーサル インターナショナル
UICO-1085、2005.7.6)
日本でのリリース年月日が
1st の『エミリー・シモン』と
同じであることからも想像がつく通り
映画『皇帝ペンギン』の
音楽を担当しなければ
日本への紹介が少し遅れていたか
紹介されなかった可能性もあるのでした。
約半分がボーカル曲なんですが
あくまでも映画のサントラ盤
という位置づけなので
トータル・コンセプト・アルバムと
一緒にしてもいいかどうか
悩ましいところ。
本盤を含めれば
『草木の如く』を
サード・アルバムだとも
いえるわけです。
なお、日本盤は
皇帝ペンギンの親子のイラストが
表側に使われていますけど
海外版では
日本盤では裏側に使われている
エミリー・シモンのイラストが
表側になっています。
海外版だと
皇帝ペンギンの親子のイラストは
裏側に回されています。
(下の写真左)
並べると
皇帝ペンギンの親子のイラストに
シルエットが重ね合わされていて
何となく騙し絵ふうになっているのが
よく分かるかと思います。
これって、オシャレですね。
ちなみに上の写真の海外版は
『草木の如く』を買った時に
棚に並んでいたのを見つけて
「このジャケット、見覚えないなあ」
と思って買っちゃったんですけど
同じ商品だったという。(⌒-⌒; )
もっとも日本盤の方は
海外盤を買ったあとで欲しくなって
(日本語の解説も読みたいし
ボーカル曲の対訳も知りたいので)
ネットで購入したんですけど。
あえていえば、海外盤の方は
タイトルを印刷したシールが
残っているのが貴重ですね。
日本盤には例によって
ボーナス・トラックが1曲
追加されています。
トラック2の
「南極」のリミックス版ですが
元曲の4倍近くの長さになっており
ほぼ新曲といっていいかと。
そもそも
日本盤のトラック14「雪の足跡」と
トラック15「アイス・ガール」は
海外盤ではボーナス・トラックなのでして。
それは海外盤を買わなければ
分からないことだったわけです。
……と、そうやって
ダブり買いの意義を見出そうとする。( ̄▽ ̄)
基本的にサントラ盤なので
インストゥルメンタル曲を
映像も知らないで聴くのは
どうかと思い
映画のDVDも購入しました。
そちらは先日
観終わりましたが
感想ついてはまた
機会がありましたら。